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2014年2月5日水曜日

医者(男)と出会う方法を考える

(本文は下に続きます。)

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今回は妊娠とはちょっと離れた雑談を一つ。

同業者以外の人と一緒に食事をしている時などに、たまに話題になること。

「どうやったらお医者さんと出会えるの?」
「お医者さんとか合コンするの?」
「お医者さんと結婚する方法は?」

私自身、大学からこのかた、医者を含む医療関係者以外と知り合う機会がない人間でしたので(大学が医学部だけ孤立したキャンパスだったので、知り合う学生は基本的に医者と看護師の卵ばかりだった)、恋人にしろ旦那にしろ、選択の余地なくドクターもしくは医学生ばかりでした。そもそもあまりアクティブな人間ではないので……
周囲の女医さんも、ほとんどがそんな感じ。
同じ年代(30歳前後)だと、未婚者が半分くらい、既婚者のうち8割くらいは多分医師と結婚、残りは薬剤師さん、MRさんといった医療関係、医療関係以外はごくごくわずか(新聞記者さんと、という方も)。

それに比べると、男性ドクターの方がまだバリエーションがあります。
そこから、どうやって出会っているものかと思い返してみました。
あ、あくまでも20代から30代前半くらいのドクターの話ですし、あくまで経験談になるので、正しい統計もとってませんので、エビデンスはありません。あしからず。

男性ドクターで、おつきあい、もしくは結婚しているパターンを考えると、一番多いのは、恐らく看護師さんだと思います。
次に来るのは女医さんでしょうか。
このパターンで多い出会いは、やはり「大学」と「職場」。

医師と医療関係者の出会いのパターン

まずは、「大学」で出会う場合。


学生の間は比較的時間があるので、みんな普通に恋愛を楽しみます。この時につきあって、そのままゴールインというパターンが一部あります。
学生の間は、結構男性諸氏は合コンなどを楽しんでいる様子を見かけました。主に同じ学内の看護学生さんとのようでしたが、時には他大学や社会人のお姉様方との合コンもやっていた様子(女性の医学生は全くお声は掛かりません……)

他はサークルでの出会いも多いですね。インカレなんかで他の大学の方と付き合う人も。

ただ、5年生頃になると、ポリクリという病院実習、大学卒業の頃になると、卒業試験、国家試験と時間が全くとれなくなります。そのため、結構なカップルが破局を迎えます……医
学生同士だと、お互い理解できる部分があるので以外と続いていたりしますが、外部とのカップルはことごとくつぶれていたことを思い出します。


次は「職場」での出会い。

これは結婚しているドクターの大多数がここでの出会いだと思います。
病院というのは、一般の方の想像以上に女性社会です。ドクター以外の男性自体が少ない。そのため、女医さんは必然的に男性ドクターとつきあうパターンが多くなります。

で、男性医師は、もう驚くほど、もてます。本当にすごいです。特に研修医、研修医明けてすぐくらいの若いドクターは狙い目のようです。看護師さんの猛プッシュを見ていると、女医さんは諦めてしまうほどでして……
大学時代に大してもてなかったドクターほど、この働きだして突然もてまくるために身を持ち崩す方が多いイメージです。
持ち崩すってのはあれですが、例えば激しく女遊びをしてしまった挙げ句に、ナースさんと出来婚、というパターンを散見します。


ナースさん(と女医さん)以外との出会いはどうなっているかというと、実は同じ職場であっても、クラーク(医療秘書、医療事務)さんや薬剤師さん、検査技師さん等々とのおつきあいは少ないように思います。
意外と思われるかもしれませんが、ドクターと「同じ職場で働く人」として接点があるのは、医者同士もしくはナースさんくらいなんです。もちろん、話す機会くらいはあるんですが、名前まで覚えて雑談できるくらいの仲の人はごくごく一部……
飲み会なんかも多いですが、大体は同じ病棟、同じ科に属する医者&ナース、というパターン。オペ場の大忘年会なんかもありますが、オペ看さんとドクター以外は、心外の技師さん(体外循環回すのに必要なスタッフ)くらいしかいなかったように思います。


医療関係者以外と医者が出会うには?

じゃあ、一般人(医療関係者以外)と知り合っているドクターは、どこで出会いをしているか? と言うと……
職場以外での活動をする余力をもっているドクターが、自分の趣味や余暇の世界で出会っているようです。
例えば働きながらもスポーツや音楽などに参加している人。ジムなどで運動している人。こういう人は、そこで出会うことがある、とのことでした。
仕事以外の余裕を持てる人というのは、少ないです。特に若いうちは夜中まで働いていることが多いので……
逆に、そうやって余暇を楽しむくらいパワフルな人は、恋愛にも積極的な印象です。まあ、わざわざ自分が医師であることをオープンにして趣味に励むドクターは少ないので、もしかすると知らないうちに出会っている人も多いのかもしれません。

それから、親などの勧めでお見合いをした人。
家の事情なんかでお見合いをする人もいますね。特に、跡取りが必要とかいうご家庭で見かけますが……ただ、お見合い相手もやはり同業者だったり(一緒に病院をやってくれ、という意味で女医さんだったり、医者である旦那を支えてくれる看護師さんだったり)、親の関係の付き合いのあるお嬢さんとかになるようなので、女性側から求めて出会えるところではなさそうですが……

医師専用出会い系サイトで本当に医師と出会えるのか?

医師専用の出会い系サイトなんかもあるようですが、友人関係を見る限り、登録している人は知りません。
未婚の人はもしかしたらこっそり登録しているのか……?
ただ、そこまで女性に困っているドクターは、見かけないですが……
あ、でも、失恋した友人が、登録しようかなという話をしていたことを思い出しました。失恋の痛手を癒すため、早く出会いたいとかいう方が登録するのかなあ。正直、全く謎の世界です。

怖い逸話が一つあります。
医師国家試験の合格発表に行った友人の話。
私はネットの合格発表を見て済ませたのですが、一応合格発表を掲示する場所がありまして、そこまで出かけてきたそうです。
で、まあ見事合格して、やったーと友人たちで喜んでいた、と。
すると、見知らぬ人物が近づいてきて、チラシを渡してきたそうです。
「あなたとの出会いを待っています!」
と書かれたチラシで、キャビンアテンダントさんとかモデルさんとか、なんかそういう美しい女性の写真が沢山入った、セレブ専用? なお見合いサイトへのご招待チラシだったそうです。
青田刈りとは申しますが、合格発表で医者になった瞬間を狙うなんてすごいな、と友人たちと身震いした記憶があります。


患者さんと結婚する人はいるの?!

と聞かれたことがありますが、これは、皆無です。少なくとも身近にはいません。ドラマや小説なんかではよくあるパターンですが……。
医師はプロ意識があるので、自分の患者さんに手を出そうと思うことはないです。
まあ、それでも男女の関係のことなので、万が一がないとは言い切れませんが、もし患者さんと付き合うようになった、という話になると、かなり後ろ暗い噂を流される……でしょうね。
出会いの場としては、一日の大半は診療しているのですから、そりゃあ患者さんとは出会いまくりますし、ラブレターをもらった話も山ほど聞きますが……このあたりは、「転移」という心理学の話になりますので、なによりドクター側は警戒してかかります。(長くなるので割愛します。)



まとめましょうか。
医者と出会いたいなら、一番の近道は、看護師を目指すこと、とにかく診療の場だけは避ける事! です。

ただ、出会えることと結婚出来るかどうか、というのはまた少し別の問題になります。
このあたりは、また時間が取れた時にでも。

(と言いつつ、書きました。「医者と結婚する方法を考える」)