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2015年2月26日木曜日

妊娠中の冷え性対策に、腹巻きとしょうが湯はいかが?〜冷え性の原因と対処法〜

Twitterでしょうが湯の話をしていてふと思い出したので「冷え性」のミニコラムでも一つ。
医学的根拠についてはあれこれ調べてはいるんですが、正直妊娠と冷え性についてあまりいいデータは見つかりませんでした。
ある程度以上は私自身の「憶測」であることを先に述べておきます。


冷え性というのは、西洋医学では基本的に病気とは見なされず、積極的な治療も行われることがほぼない(と思う)症状です。
病的なレイノー現象や、甲状腺機能低下症などによる冷え性であれば、原因疾患の検索と治療を行うことはもちろんあります。
しかし、特に異常のない、所謂ただの「冷え性」であれば、問題視されることはないでしょう。病気ではないので、病院で治療の対象にはならないんですね……
ただ、これは西洋医学の話になります。
東洋医学では「冷え性」は治療の対象になります。ですので、どうしようもなくお困りであれば、一度漢方を専門にされている先生を尋ねてみるのも一つの手です。
私自身、漢方にはあまり詳らかではないので(否定する意図はありません)、今回は一般的な西洋医学の観点に、ちょろっといいとこ取りで「しょうが」の話をエッセンスにお話しようと思います。


冷え性の原因は?

原因はいろいろあると思いますが、ざっくり言うなら「末梢の循環不全」。
手足や下半身表層の血流が少なくなっている、というのが大部分ではないでしょうか。
冬場は、身体の中の重要な臓器を温かく一定に保ために、必要の少ない部分の血流を減らすことで、血液の温度を下げないように自律神経が調節しています。
暑い場合は逆に、末梢の循環を増やすことで熱を放散します。

2015年2月8日日曜日

100万PV(ページビュー)によせて

先日、ブログのPVが100万を突破していました。
沢山の方に読んでいただいて、嬉しいやら恥ずかしいやらで複雑な心境です。

2015年2月4日水曜日

不妊と肥満で悩んでいる方へ〜肥満と不妊・妊娠・流産の関係について少しだけ〜

某所のQ&Aを覗いていたら、「不妊治療をしていますが、肥満なので痩せろと言われています。肥満でも妊娠した方、いますか?」というような内容の質問がありました。
そこの答えに、「私は160cm80kgでしたけど、治療ですぐに妊娠しました☆」「太ってますが、二人子どもがいます。なんのトラブルもなかったです!」「痩せた方がいいと思いますけど、太ってても妊娠中の体重管理を気をつければ大丈夫ですよー」といったものがいくつも見られ、うーむ……と唸ってしまいました。

不妊にしても妊娠にしても、その後の出産にしても、肥満というのはとにかくトラブルの元となります。それぞれについていつか詳しく書きたいのですが(私が、一応なんちゃってではありますが糖尿病などの肥満関連を専門にした内科医なので)、ざっくりとした話をいたします。