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2014年2月1日土曜日

妊娠中の温泉は問題ない? 環境省が基準見直し(追記あり)

(本文は下に続きます。)

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2014年1月24日に、以前から気になっていた問題についてのニュースがありました。
「妊娠中の温泉」についての話です。

(引用しようかと思いましたが、著作権が心配で引用してません。よかったら検索してみてください)。


1982年に温泉法で「禁忌症」の中に「妊娠中(特に初期と末期)」が入れられることになったそうなのですが、なぜこれが入ることになったのか、当時の記録も残っておらず、医学的根拠もない、というのが今回の議題にのぼったようです。


今回の案の中では、禁忌症のみならず「妊娠中」の文字は一つも入っていませんでした。


実際には、パブリックコメントなどを経て、夏頃に正式に基準変更がなされるようです。

「妊娠中に温泉に入ってもいいの?」
の質問に、やっとまともな答えが出せるときがきたようです。
これまで、温泉地に掲げられた掲示に「妊娠中」と書かれているがために、入れなかった妊婦さんもいるのではないかと思います。
今後どうなるかはパブリックコメント次第とは思いますが、以前より敷居が低くなることは間違いないでしょう。

で、実際に妊婦さんが温泉を避けるべきという医学的根拠はないの?

と言われると、恐らく二つほどは思いつくことがあります。
一つは、妊娠末期の場合、足下が見えにくいので、温泉のつるつる滑る床は危険だろうということ(これは医学とは関係ない気もしますが……)。
もう一つは、公衆浴場などではどんな人がどんな入浴をしているかわからないので、感染症をもらう可能性がないわけではない、ということ。
ただ、これらについては妊娠中だから特に避けろという話ではなく、普段から可能性があり、妊娠してない人でも気をつけましょう、という話となります。

そもそも、普段入浴しているのに、温泉はだめというのはあまりに理にかなっていません。
普通にきれいにしている温泉に入って、きちんと清潔にして出てくる分には問題ない、と私は考えます。
あくまで個人的なことを言うなら、泥風呂のようなものはおすすめしません。これは妊娠中も健康な時も変わらずですが……膣内や尿道などに泥が入るのは、かなりリスキーと思います。
私自身も、妊娠中も温泉には何度か入りに行きました。

もちろん、普段の入浴同様に、入浴前に水分を摂り、湯あたりに気をつけ、入浴後もしっかり水分摂取。これに気をつけて、寒い冬を乗り切ってくださいね。

環境省の温泉法のパブリックコメントはこちらで募集していました。興味のある方は応募してみては?


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ここから追記です。

温泉の一般的禁忌症(浴用)について、平成26年7月1日に無事に改正されました。
引用しますと、
"温泉法(昭和23年法律第125号)第18条第1項の規定に基づく掲示等の適正化 を図るため、最新の医学的知見等を踏まえ、「温泉法第18条第1項の規定に基づ く禁忌症及び入浴又は飲用上の注意の掲示等の基準」を定めた。"
とのことです。わかりにくいですが、要するに医学的に改正したよって事のようです。
比較表がありましたので旧来のものと改正されたもの(https://www.env.go.jp/nature/onsen/docs/shinkyuu.pdf)を併せて紹介しますと……

旧来のもの急性疾患(特に熱のある場合)、活動性の結核、悪性腫瘍、重い心臓 病、呼吸不全、腎不全、出血性疾患、高度の貧血、その他一般に病勢 進行中の疾患、妊娠中(とくに初期と末期)
新しいもの病気の活動期(特に熱のあるとき)、 活動性の結核、進行した悪性腫瘍又は高度の貧血など身体衰弱の 著しい場合、 少し動くと息苦しくなるような重い心臓又は肺の病気、むくみの あるような重い腎臓の病気、 消化管出血、目に見える出血があるとき、 慢性の病気の急性増悪期

アンダーラインの部分、妊娠についての記載がなくなっています。

もしかすると、ご年配の方は「妊娠中は温泉に入っちゃダメよ」と仰る方がいるかもしれません。これからは安心して「国の決まりが変わったし、気をつけて入れば大丈夫みたいだよ」と言えるかな、と。

たまには温泉も利用して、少しでも大変な妊娠生活をリラックスできるとよいですね(もちろん、無理に入る必要はありませんよ)。

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