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2016年12月26日月曜日

妊娠中の美容院〜パーマやカラーは大丈夫?〜

(2014年3月に書いた記事ですが、2016年に内容を更新しましたので、公開日時が2016年になっています。体験談については2014年3月時点のものです)


ようやく美容院へ行ってきました。妊娠中、多分ラストになるでしょう。
産後しばらく来れない事を考えて、短めのボブにしてパーマかけてきました。

さて、時々気にされる方がいらっしゃるようですが、「パーマ液とかカラーリングの液とか、胎児に影響ないの?」という質問を見かけます。
これ、どうなのか。

結論から申しますと、「現時点では、パーマやヘアカラーは、胎児への影響・危険性についてはっきりとした答えは出ておらず、特に問題ないだろうと考えられている」ということでよいのではないかと思います。

さて、以下は詳しい解説です。


妊娠中の毛染めについての研究・論文はあるのか?

実はいくつか研究があります。

2016年11月29日火曜日

WELQのリライト記事の危険を医師が訴える

(妊娠ネタではなくて申し訳ありません)

さて先日、なにかと話題のWELQの検索で、何気なく
「もしかして私のブログも引用されてるんじゃないか?」
と思い、検索してみることにしました。
すると2件ヒット。
意外と使われてるもんだな、と思ってみたら……


ということになりました。
さて、どこに使われていたかというと、(すでに消されてしまったので、googleキャッシュからの魚拓になります)

https://archive.is/a9Gie#selection-1275.24-1272.3

https://archive.is/qdUM1

以上2件。


下の記事については、妊娠と頭痛に関して書いていますが、こちらの記事については「WELQの記事を分解して、元の記事と比較して、記事構造を調べてみた ~引用以前の問題? | きもおたねっと。」にて天満川鈴さんが一体どうやってこのWELQの記事を作ったのか、について考察してくださっているのでご覧ください。
私が「引用以前」といった部分をうまく表現してくださっています。


というわけで、私は上の記事について考察しましょう。


2016年11月10日木曜日

妊娠中のインフルエンザワクチン接種は生後6か月までの赤ちゃんにも効果があります

米国小児科学会(AAP)がPediatricsという機関誌に2016年5月3日に発表した記事。

Influenza in Infants Born to Women Vaccinated During Pregnancy
http://pediatrics.aappublications.org/content/137/6/e20152360?sso=1&sso_redirect_count=1&nfstatus=401&nftoken=00000000-0000-0000-0000-000000000000&nfstatusdescription=ERROR%3a+No+local+token


2005年から2014年の、245386人の妊婦さんと、産まれた249387人の赤ちゃんを対象にした、大規模なコホート研究です。
その結果、妊娠中にインフルエンザワクチンの接種を受けた妊婦さんから産まれた赤ちゃんは、接種しなかった赤ちゃんと比べて、生後6カ月までのインフルエンザ様症状を発症するリスクが64%減少、検査で確定診断を受けたインフルエンザ発症のリスクは70%減少、インフルエンザによる入院するリスク(つまりは重症化するリスク)を81%減少したいたことがわかりました。

2016年11月7日月曜日

妊娠中の方はぜひインフルエンザワクチンをうちましょう!

(こちらもどうぞ
妊娠中のインフルエンザワクチン接種は生後6か月までの赤ちゃんにも効果があります

今年もインフルエンザのシーズンがやってきました。
妊婦さんはインフルエンザに罹患すると、重篤化する確率が高いことが知られていますので、ぜひ予防・重篤化防止のために、インフルエンザワクチンをうけましょう。
私の友人の言葉なのですが、

「ワクチンはシートベルトと似たようなものです。
事故自体を防ぐことはできないかもしれないけれど、事故にあった時に、しているのとしていないのでは全然違う。
命を守れるかもしれません」

これは至言と思います。
インフルエンザワクチンは、感染を100%防げるというものではありません。
しかし、これを打っておく事で、あなたの命と、あなたの体の中の小さな命を助ける事ができるかもしれません。

2013年の私が妊娠中に書いた記事はこちら。ご参照ください。
妊娠とインフルエンザワクチン

また、インフルエンザワクチンをうつことで産まれた赤ちゃんも守れるかもしれないという記事もどうぞ
妊娠中のインフルエンザワクチン接種は生後6か月までの赤ちゃんにも効果があります


妊婦用ワクチンがないと言われて不安になった方はこちらもどうぞ


2016年11月1日火曜日

持病があっても妊娠できますか?〜病気のある人の妊活〜

ネットの海をさまよっていると、知恵袋や掲示板などいろんなところで、病気と薬と妊娠の相談をしている方を見かけます。

「私も○○って病気だったけど、自分で薬やめて、妊娠したよ! 子どもも元気! だから大丈夫だよ!」

というような返信を見かけると、おいおい、ちょっと待ってくれよ! と思わずにはいられません。

世の中には沢山の病気があります。
同じ病名、同じ処方であったとしても、それは決してあなたのことではありません


例えば私は橋本病(甲状腺機能低下症)です。

「私は橋本病だよ! チラーヂンS飲んでて、妊娠したし、子どもも元気だから大丈夫だよ!」

と断言するのは、正しいけれど間違っています。
なぜでしょうか?

2016年10月25日火曜日

「妊娠と気づかずに薬を飲んでしまった!」時の対処法

妊娠とは、基本的に突然やってくるものです。
妊娠を意識していたとしても、「まあ妊娠していないだろう」と普通の生活を送っている方も多いのではないでしょうか。
そんな時に妊娠発覚。

「しまった! この前風邪であれこれ薬飲んじゃった! どうしよう……」

そんな不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。
また、普段から持病で薬を飲み続けていて「このまま妊娠したらどうなるんだろう……妊娠したいけど、薬を飲んでるからだめなのかな……」と心配な方もいると思います。


まず、落ち着きましょう

妊娠中に飲めない薬は多くありますが、実際には「飲んだ人を調べてみたら、特に奇形などは起きなかった」という薬剤も同様に多くあることを知っていてください。
そして、「飲んだ薬がなにか」、「いつ飲んだのか」、「どのくらい飲んだのか」、忘れる前にメモをとってください。
薬の種類も大切ですが、「いつ飲んだのか」が重要になります。日付もどうぞ忘れずに。

2016年10月18日火曜日

麻疹情報まとめ(当ブログ内)

ここと妊娠ブログの麻疹記事をまとめてリンクしておきます(このブログ、あまりに検索しにくいので……)
こちらは記事が増え次第随時更新します。


2016麻疹流行についての総括


麻疹ワクチン(MRワクチン)情報

大人のMRワクチン(麻疹風疹混合ワクチン)接種前に抗体検査は必須か?
授乳中に麻疹ワクチン・MRワクチン接種は可能か?
ワクチンの副反応に怯えないで!〜麻疹ワクチンを例に〜
ワクチンの効果と「集団免疫」という考え方
生後1歳(12か月)未満の麻しんワクチン・MRワクチン接種は可能か
MRワクチン接種後に妊娠が判明したら?〜妊活中のMRワクチン〜
MRワクチンが不足している3つの原因
MRワクチンが不足して接種できない場合の対処法
大人のMRワクチン(麻しん風しん混合ワクチン)体験談〜抗体検査と費用と〜


麻疹の危険性

麻疹(はしか)はなぜ怖い〜感染力の強い麻疹とワクチンの話〜
もし麻疹が日本で流行したらどうなるか〜抗体価から考える感染者数と死亡者数〜
妊娠中に麻疹(はしか)に感染した場合の危険性(流産・早産・合併症)
大人が麻疹にかかると重症化するのか〜「子どものうちにかかった方がいい」?〜

2016年9月17日土曜日

妊娠中の麻疹対策〜家族と妊婦さん自身にできること〜

妊娠中に麻疹に感染すると危険であることは、以前の記事に書きました。
妊娠中に麻疹(はしか)に感染した場合の危険性(流産・早産・合併症)(追記あり・再掲)
それでは実際にできる対策はなにがあるでしょうか。


  • 家族にワクチンをうってもらう
  • 予防接種歴・麻疹既往歴を調べる
  • 麻疹抗体価を検査してもらう
  • 麻疹ウイルスへの暴露を避ける

というのが主な対策になります。

以下に解説を書きます。

2016年9月12日月曜日

妊娠中に麻疹(はしか)に感染した場合の危険性(流産・早産・合併症)(追記あり・再掲)

追記:日本産婦人科医会からも注意喚起が出ました。

http://www.jaog.or.jp/news/160909measles.pdf
下に私がダラダラと書いてあることが、わかりやすくまとめられています。妊婦の方、ぜひご一読ください。



麻しんの流行が懸念されています(麻疹(はしか)はなぜ怖い〜感染力の強い麻疹とワクチンの話〜にも記事を書いています)。
妊娠中の方はMRワクチンもしくは麻疹ワクチンを接種することができませんので、是非周囲の方は自身の抗体を確認・MRワクチン接種を励行していただきたいと思います。

さて、もし妊娠中に麻疹に感染したらどうなるのか。
「流産・早産を起こしやすくなる」と書かれている文献・サイトは見かけるのですが、根拠がはっきりしなかったので論文をあさりました。
結論として、妊娠中に麻疹に感染すると、

  • 流早産の確率が高い
  • 妊婦自身が重症化しやすい
  • 新生児に感染を起こすことがある

という可能性があります。
なんとしても妊婦さんは感染しないよう、妊婦さんを感染させないよう、流行を阻止したいところです。

さて、以下は論文の解説。

2016年9月9日金曜日

MRワクチン接種後に妊娠が判明したら?〜妊活中のMRワクチン〜

さて、麻疹の流行だけではなく、風疹の予防のためにも、妊娠を考えている方でMRワクチン(麻疹風疹混合ワクチン)を接種する方は多いことと思います。
しかし「妊娠中にMRワクチンは接種できないらしいけど、もしMRワクチンを接種してから妊娠していることがわかったらどうするの?」と心配される方は多いことと思います。

まず一番の前提として、

  • 先天性風疹症候群を防ぐため、妊娠中はMRワクチンはうてない
  • 風疹成分を含むMRワクチン接種後は避妊期間(2か月)を設ける

の2点は忘れないでください。

しかし、「MRワクチンうった時は妊娠してないと思ってたのに、妊娠検査薬が陽性になっちゃった! どうしよう、これっておろさないといけないの……?」と不安になる方もいらっしゃると思います。

2016年8月25日木曜日

麻疹(はしか)はなぜ怖い〜感染力の強い麻疹とワクチンの話〜

麻疹が流行のきざしを見せています。というのも、

<麻疹>大規模コンサートに感染者 2次感染可能性を警告(毎日新聞) - Yahoo!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160824-00000076-mai-soci

……というニュースもありますが、それ以前にそもそも千葉県で患者さんが増えていると千葉県から発表が出ています。
麻しん(はしか)の発生について
https://www.pref.chiba.lg.jp/shippei/press/2016/mashin20160816.html

これが東京などにも広まれば、全国的な流行を起こす可能性が高まります。

追記:
大阪府(関西空港)で麻疹集団感染
 http://halproject01.blogspot.jp/2016/08/blog-post_31.html
↑コンサートに参加した男性が関空利用、同型の麻疹ウイルスが集団感染しています。コンサート参加者にも2名麻疹感染疑い。
ご注意ください!

なんとしてでも食い止めるために、どうかみなさん、MRワクチン(麻疹風疹混合ワクチン)・麻疹単独ワクチンの接種を積極的にうけてください!(おすすめは圧倒的にMRワクチンです)
特に「小さい時に1回うけたから大丈夫」と思っているあなた。
必要なのは「2回」です。
1回接種では、10年程度で麻疹を完全に防ぐ事が難しいレベルまで抗体の量が低下します
ぜひ、流行前の今、急いで受けに行きましょう!


麻疹(はしか)はなぜ怖いのか、少しお話ししたいと思います。
かつて「はしかのようなもの」という慣用句が存在するほど、「誰もが一度は経験するもの」という認識だった麻疹(はしか)。
何故そう言われるかと言うと、もちろん昔はワクチンが存在しない&普及していなかったからに他ありません。

まず麻疹は空気感染します。したがって、普通のマスクでは防ぐ事ができません

2016年8月24日水曜日

産後レポート〜お産翌日(産褥1日目)〜

6時検温。眠いっす……。貧血検査に採血もされる。8時朝食。今日は和定食。ここのご飯、本当に美味しい。ボリュームすごいけど、ペロリと完食。

8時半くらいから下腹部痛、いてて。触ると子宮ががちがち。
食後に飲んだメテルギンが効いてきたのか。頑張って止血しておくれ。1時間くらい痛むけど、生理痛程度の痛みなので、なんてことない(比較が全て陣痛基準)。

9時過ぎに、陰部洗浄に呼ばれて、産褥ナプキン持って1階へ。院長先生に陰部洗浄してもらう。いてて。
終了後、産褥ナプキンなくなりそうだったので自販機で買う。ついでにコーヒー買う。
ナースステーション横の赤ちゃんを見る。おお、昨日よりむくみもよくなってきたようだ。沐浴してもらったみたいできれいになってる。

2016年8月21日日曜日

「母性 いつ」「母性 ない」「赤ちゃん かわいくない」

(今回の記事はとてもデリケートな内容で、書く事を悩みました。ですので、文末に私の娘へあてた個人的なメッセージを書いていること、どうかご了承ください。)


タイトルは、私が妊娠中に何度も検索した言葉です。

ということで、今回は「母性がない」という話。
もし、自分に母性が感じられない、赤ちゃんがかわいく思えない、そういうことで悩んでいる方がいたなら……と思い筆をとりました。

また、
「まだ赤ちゃん欲しいとも思えないし、かわいいとも感じないのに、妊娠していいかわからない」
そんな方。
私自身がそうして子どもを得て、どうなったか。もしよければ読んでいただけたらと思います。


妊娠中、実はとても悩んでいたことがあります。

それは、「母性」がないこと。

2016年8月19日金曜日

産後レポート〜お産当日(産褥0日目)〜

少し前のメモを見ていたら、産後の様子を書いた日記が見つかりました。お産の実録レポート? 体験談? も書きましたが、ついでにこちらもアップしておきます。
ただし、はっきり言って大した内容じゃないです。でも、産後の数日の体調も書いているので、もし気になる方、ご参考にどうぞ。



お産当日


産直後の経過観察後、点滴抜いて病室へ。車椅子で行くか聞かれたけど、歩けそうなので歩いて移動。

2016年8月4日木曜日

胎児心拍確認後の流産率は本当に低いのか

ピンク色のおりものが出始めた頃から気になり始めて、調べた内容をご紹介します。

「胎児心拍確認後の流産の確率は5%未満」
といったようなサイトを見かけますが、これは正しくもあり間違ってもいます。
というのも、お腹の上からエコー(超音波)を当てた場合と、膣側からエコーをあてた場合では胎児心拍の見え方が違う、という点を考慮していないからです。

2016年7月30日土曜日

妊娠中の虫除け(忌避剤・ディートDEET)の安全性

リオ五輪でのジカ熱が世界的に広まるリスクは低い、という記事を見つけました。


これ自体については特に反論もありません。
しかし、蚊の多いこの季節です。蚊の媒介する病気は多数あり(もっとも、日本に生息する蚊が媒介しないものもあります)、出来る限り不要なリスクに晒されない様、虫の多い場所に行く際には、できるだけ虫除け(忌避剤)を使用した方がいいのではないかと思います。

現在一般的に使用されている忌避剤はディート(DEET)という物質です。第二次世界大戦中に開発されたものなので、半世紀ほどの使用実績があります。
人間の皮膚の匂いをマスクする、もしくはディート自体が虫にとって嫌な香りであるため虫が寄ってこない、というシンプルな薬剤です。

私も今年の夏は子ども共々活用しています(かなり田舎に住んでいるため虫が多い)。

さて、このディート、安全性は高いと言われていますが、妊婦さんへの安全性はどうなのでしょうか。

2016年7月17日日曜日

試験的にコメント欄を開放しています

記事がなかなか更新できず、申し訳ありません。
さて、これまで、コメント欄は何らかのユーザーでないとコメントできない仕様にしていましたが、試験的にコメント欄を開放し、誰でも書き込めるようにしています。

流産を始め、デリケートな内容が多いため、コメント欄の内容で傷つく方がいないように、という理由もあり、コメントしにくい仕様にしていました(それでもコメントしてくださった方々、本当にありがとうございます)。
しかし、流産後の誰にも言えない心のうちを、勇気を出してメールしてくださる方が沢山いらっしゃいます(ほとんどに返信できずに申し訳ありません)。
メールという閉じられた空間だけではなく、吐き出せない気持ちを、匿名だからこそ書きたいように書ける場があってもよいのではないかと考えました。
文章にすると、心の整理がつきます(私もブログに書いてよかった、どうしようもないもやもやとした気持ちを整理できました)。
自由に書いていただけたらと思います。

2016年7月13日水曜日

市販されている主要葉酸サプリ

(検索よけに日付いじってます。このページはTwitterアンケート用に作成していますが、一覧として利用したい方はどうぞ)


アンケートにご協力ありがとうございます。
一般的にドラッグストアで手に入ると思う物を中心にリストアップしました。
これ以外でもおすすめがありましたら、ツイートで宜しくお願い致します。
(特に、病院で取り扱っているようなサプリ)

画像については著作権からむので、画像はAmazonからのものです。
コピペしてるので、レイアウトマチマチでごめんなさい。

価格はメーカーが表記している価格なので、実勢価格はもっと低額です。


そして下の長いやつをtwitterのフォロワーさん((鳩) 北ちゃんライス@kitachan_riceさん)が、短時間で、しかも見やすく一覧にまとめてくださいました。涙出るかと思った。ご参考にぜひ。

2016年4月17日日曜日

熊本-大分地震の避難で車内泊(車中泊)の方々へ〜エコノミークラス症候群の予防に努めましょう!〜

熊本-大分地震の避難で車内泊(車中泊)の方々へ。
エコノミークラス症候群の予防のために、

  1. できるだけ水分摂取を行ってください(カフェインの少ないものを)
  2. 脚を動かしてください(1時間に1回は踵の上げ下ろし運動を30回ほどしましょう)



以下は解説になりますので、余裕のある方はお読みください。



今回余震が長く続いており、自家用車での避難を余儀なくされている方も多いと思います。
特に妊婦さんのいる家族では、周囲への気遣いのためや、いざという時に移動しやすい、安全にくつろげるなどの理由で自家用車を避難場所に利用している方も多いかもしれません。
しかし、妊婦さんは血栓傾向といい、血が固まりやすい状態にあります(それ自体は妊娠に夜身体の変化であり、正常なことです)。また、赤ちゃんに押されて下肢の血流が鬱滞しやすい状態にあります。
そのため、非妊婦さんと比較して、血栓症が起こりやすいため、エコノミークラス症候群に気をつける必要があります。

エコノミークラス症候群とは


2016年3月16日水曜日

ダイエット教室ブログ、開設しました

これまでにいくつか妊娠中を含めたダイエットのお問い合わせをいただき、ようやく重い腰をあげました。
と言っても、先日書き始めたばかりなので、中身はスカスカです。これから徐々に充実させていきます。もう少し形になってから広報する予定だったんですが、あまりに読まれてなくて(当然なんですが)モチベーションが上がらないので、こちらで宣伝(?)させてもらいます。

35歳女医、ダイエットについて語る頃(未定)
http://halproject05.blogspot.com

ダイエットは不健康なものではありません。健康になるためにするものです。
ですから、ダイエットをしている最中も、決して不健康なことをするものではない、と私は思います。
言って見れば、妊娠中でも授乳中でもできるようなダイエットが、正しいダイエットなのではないでしょうか。
もちろん、妊娠中はダイエットはしません。しかし、ダイエットはしなくとも、体重管理に困るママたちの手助けになる内容が少しは書けるかと思います。(妊娠中のダイエットというか、食事の工夫などを記事にする場合は、こちらにも告知する予定です)
特に肥満のまま妊娠した方は、体重増加を厳しくチェックされると思います。生まれてくる赤ちゃんのためにも、できるだけ安心なお産を迎えるためにも、やはり体重管理は必要です。
運動についてより、主に食事面での話が多くなるかと思います。

2016年3月13日日曜日

妊娠中・授乳中の花粉症、ワセリンを試してみませんか?

花粉症のシーズンがやってきました。
妊娠中や授乳中でも使える薬はあるのですが、「でもやっぱり心配だから……」と、なんとか自力で花粉症のシーズンを乗り切ろうとしている方も多いのではないかと思います。

ここで一つ提案したいのは、「ワセリン」です。
ワセリンというのは石油を精製したものです。
……というと気味悪がる方もいらっしゃるかもしれませんが、軟膏の基材としてよく使われる物質で、毒性も非常に低く、口の中にすら使える代物です。長く使われており、安全性はかなり高いと考えてもらって相違ありません。

このワセリンを、主に鼻の周りに塗ります。目の症状が辛い方は、目の周りもよいでしょう。

2016年3月9日水曜日

ぜひ妊娠前に自分と家族に風疹ワクチンを!

現在ジカ熱のことで騒がれていますが、それよりもまずは身近なところの感染症対策をしましょう! というわけで、一つ風疹の話題を書こうと思います。

2013年に大流行した風疹ですが、最近全くトピックスとしてあがってきません(2013年の妊娠前に書いた記事はこちら「妊娠と風疹 風疹は本当に流行しているのか?」。
幸い流行は過ぎましたが、感染者がいなくなったわけではありません。
NIID(国立感染症研究所)によると、すでに2016年の8週(2月)までに10人の風疹の報告があがってきています。
10人というと少なく感じるかもしれません(ちなみに2013年は一年間で14344人!!)。
しかしこの10人、本当に少ないで済ませてよいのでしょうか。

さて、風疹は1人の感染者がいた場合、免疫を持たない人何人に感染させることができるでしょうか。これは7〜9人と言われています(基本再生産数と言います)。
では毎年流行しているインフルエンザは何人に感染させると思いますか? これは2〜3人とされています。
この数字を見るだけでも、風疹がどれだけ恐ろしい感染力を持っているか、わかっていただけるかと思います。

2016年2月24日水曜日

妊娠中・出産後に旦那に言われてイライラしたこと

医学とは関係ない軽い話でも一つ。(軽い内容ですし、大層どうでもいい内容なので、興味ない方は読み流してください。)

妊娠中、出産の後に、旦那にかけられた言葉に、かちーんときたものがいくつかあります。
はっきり言って
「それって怒る内容じゃないでしょ?」
「むしろ思いやりがあるんじゃないの?」
と恐らく沢山の方が思うだろう内容なのですが、多分、女性の一部の方なら気持ちをわかってくれるはず……!
もし妊娠中の方で、「あ、これはいやかも……」という内容がありましたら、旦那さんにちらっと「こんなこと書いてる人がいるよー」なんて読んでもらうと、無駄な喧嘩やトラブルを避けることができるかもしれません(?)。



「つわりが楽でよかったね」


あのね、吐くだけがつわりじゃないんですよ!
吐かないけれど、一日中吐気と戦う気持ち、わかります?

2016年2月21日日曜日

流産後の次の妊娠までの期間はどのくらいがベストなのか

久しぶりの記事の更新です。

以前、「自然に流産した後の避妊期間」という記事を書きましたが、それの追加記事。
流産後の避妊期間に統一された見解はありませんが、今回は「それじゃあ、どのくらいの時期に妊娠すると、次の妊娠で流産とかのトラブルを起こしにくいの?」という話です。
すぐさま妊娠した方がいいのか、それとも何年も空けた方がいいのか。
少し古い(?)2010年の論文ですがご紹介。
BMJ(British Medical Journal、イギリスの医学誌です)の「Effect of interpregnancy interval on outcomes of pregnancy after miscarriage: retrospective analysis of hospital episode statistics in Scotland」という論文です。
1981年から2000年までの期間に、スコットランドで初回の妊娠で流産した30937人の女性を対象に、次の妊娠までの最適の期間を調査した、後ろ向きコホート研究です。