(本文は下に続きます。)
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→その1からの続きになります。
県内では多分一番人気(?)の乳腺外科にやってきました。
おお……女性ばかり……(産婦人科にはじめて受診した時の気分を思い出しました)。
ロッカーに案内され、検査着に着替えました。紹介状も渡しているし、妊娠中であることも申告済みだったので、検査は乳房エコーのみ。
まずは技師さんによる検査。
その所見を元に、乳腺外科の女医の先生の診察と相成りました。
特別女医さんを希望したというわけじゃなかったのですが、やはり同性の方が安心できますね。
「紹介状にも書いてあったのですが、やはりこの左上のところになにかありますね。経過から考えても、おそらく線維腺腫だと思いますが……やはり針生検をしてみないとはっきりはしませんね。ただ妊娠中なので……どうされますか?」
「もうここまで来ましたし、はっきりしてもらいたいのでお願いします」
局所麻酔自体は妊娠に影響を(ほぼ)及ぼさないこと、組織の取れ方によっては診断がつかない可能性があること、などなどの説明を受け、いざベッドへ。
局所麻酔はどうしますか、という質問もされたんですが、もうこれは「してください」と即答しました。
麻酔あっても痛いと噂の乳房針生検、18G(針の太さ)とかでさすんですよね、麻酔なしとか私には無理っす。
エコー片手に、まずは細めの針で麻酔です。
……痛い! です。普通に痛いっす。他の皮下とは比べ物にならないくらいには痛い。けど、我慢できないほどではないです。これから受けようという方、ご心配なく。
数秒待って、麻酔が効いてきたところで、改めて検査用の針を刺されます。
若干の鈍い痛み。ただ、上手に薬を散らしてくれていたようで、もう大丈夫。
エコーガイド下に、腫瘍のところまで針を進め……
ゆさゆさゆさゆさゆさゆさ
と、揺らされました。てっきりぐいぐい吸引するか、パンチ生検かと思ってたので、ちょっと驚き。針に出来るだけ組織を残すためでしょうなあ。
そのあとは軽く圧迫して、ぺたりとブラッドバンを貼られました。
ん? これでいいの? もっと圧迫した方がいいんでないの?
と思いましたが、まあ内出血するだけだから、後からしばらく自分で押さえよう……
検査結果は郵送でお願いしました。1、2週間くらいで結果は出るとのこと。
問題なければ、3ヶ月後くらいに経過観察の予約を入れるよう言われました。
「ただ……」
ただ?
「すぐ横にももう一つ、病変がありますね。乳腺症かなと思いますが、そうでなくても恐らく線維腺腫でしょう。あと、右下にはのう胞があります。まあ、どれも次回の経過観察で様子をみましょう」
……まだあったのか。
まあ、これまで放置していた自分が悪いとしか言いようがないですね。
どうぞ妊娠前の方、妊娠前に乳がん検診はしっかり受けておきましょう(追記:妊娠中、授乳中の乳がんの予後についての話はこちら)。
妊娠中の方も、あまり検査をしていない方は、私のような病変が見つかる事もありますので、是非早い段階での検査をするようおすすめします。
悪性じゃないといいんだがなあ……
あ、ちなみに、しばらく乳房は痛みました。小さい内出血をしたのか、単純に検査の後の腫れなのか。2週間もせずに治まりました。(痛むと言っても、夜も寝れないような痛みではないですよ。イメージとしてはちょっと打ち身になったくらいの痛みです)
麻酔の時にやはり少しは痛いですが、噂ほどに痛くもなく、怖い検査でもありませんでした。
これから検査される方、どっしり構えて行ってきてくださいね。
こちらの記事もどうぞ。
妊娠中こそ乳がん検診へ行こう!〜妊娠中・授乳中に発見された乳がんの予後〜
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