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2014年3月6日木曜日

今週は通院週間・橋本病のチェックに内分泌内科へ

(本文は下に続きます。)

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今週は持病のため、あちこちに通院する週でした。
というわけで、水曜日はラストの内分泌内科へ橋本病(甲状腺機能低下症)のチェックへ。
というのも、いくつかの記事で書かせてもらったんですが、甲状腺機能と妊娠は切っても切れない関係にあるのです。
特に妊娠すると、現在飲んでいるチラーヂンSという合成甲状腺ホルモンの量をぐっと増やさないといけなくなります。
なぜならば、妊娠初期の甲状腺ホルモンの不足は胎児の発育に大きく関わりますし、妊娠全期を通して不足すれば、流早産の可能性が高まります。
しかし、過剰になりすぎると、今度は甲状腺機能亢進症になってしまうわけです。
ですので、ほどよい用量を保つために、どうしても定期的に血液検査が必要になります。

てなわけで、私のかかっている総合病院へ行って参りました。
朝一で受診したんですが、すでに患者さんが待合室に溢れてました。とりあえず採血を受けるまでに待つ事30分。

……時々思うのが、もう採血の道具を借りてきて、うちで採って持って行こうかな、とか……(流石に自分自身には採血は困難ですが、旦那が医者なので、お願いすれば普通に採血できる)
まあさすがにしたことはないですが……
30分採血を待ちましたが、更に検査結果が出るまでに1時間はかかるわけです。
待合室で待とうと思ったんですが、ウテメリンで気持ちは悪いわお腹は相変わらず張ってるわで、長椅子に腰掛けて待つのは辛い。というか、あまり安静度合いとしてよろしくない。
横になれるベッドなんて病院には(本当は山ほどあるけれど)ないので、
「すいません、ちょっとお腹が張るので、一時間ほど車で休んでいてもいいですか……?」
と受付のナースさんに声をかけました。すると、
「あら、それだったら診察が近くなったらお電話しますよー。大丈夫ですか?」
と言ってもらえました。
うう、や、優しい。
私の勤めていた某所とは雲泥の違いだ……白衣の天使って伝説の生き物かと思ってたよ……

で、お言葉に甘えて車で休むこと一時間半。漸く診察となりました。
今回は甲状腺ホルモンだけではなく、肝機能他いろいろ採血されていたので結果が心配。

「うん、肝機能も腎機能も問題ないね。脂質があがってるけど、妊娠の影響だから問題なし。TSHも抑制気味だけど、まあFT3もFT4も低いし、このままの(チラーヂンSの)量で出産までいきましょう」

普段は血中脂質は正常なんですが、今回はT-chol 275、中性脂肪206、LDL-chol 167と私にしては目玉が飛び出る値になってました。妊娠中は、ざっくり言うと非妊娠時の正常値の2倍くらいまであがっても問題なかったりすることは知ってましたが……本当に上がるんだなー。
ちなみに、現在チラーヂンS 125μg/日(50μgを2錠、25μgを1錠)飲んでます。
TSH 0.973、FT3 1.94、FT4 1.15……妊娠中は採血キットのアーチファクトでFT4は少し低めに出るので、まあ……こんなもんでしょう。TSHは十分抑えられてますし。

「で、産後のチラーヂンなんだけど……普通は元の量に戻すんだけどね。まあこのくらいの量なら、しばらく多くても過剰にはならないと思うから、そのままの量で飲んでいいよ。多分産婦人科でも甲状腺機能はチェックすると思うし。あ、もし自分で亢進してそうな感じがあったら、少し減らしてね」

あ、アバウトな指導……!
これ、私が同業だからの指導なので、同じ橋本病の方はあまり参考にしないでくださいね。基本的には、産後は、妊娠前の量に戻します。

というわけで、産後すぐに来なくてもよいように、多めに薬をもらいました。

持病を持ってしまうと、妊娠出産の時に結構負担になるなあと実感。
とりあえず、前日の乳腺外科を含め、これで産後までは産婦人科以外にはかからなくてよい状態になり、少し心に余裕ができました。
出産までの残りの期間、風邪等にならないように気をつけつつ、ゆったりすごそうと思います。