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2014年3月11日火曜日

36週の妊婦健診へ

(本文は下に続きます。)

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この前の記事では、ちょっとSTAP細胞の話で熱くなりました。
医学をしていると、やはりこの手の話題は興味深いです。
なんとか一度取り下げて、きちんとした形で改めて論文を発表して欲しいな、と心から願ってます。……これで、実はSTAP細胞は存在しなくて、ES細胞の話でした(てへ☆)とか、そういうのだったらどうしよう……


やっと10ヶ月に入り、毎週妊婦健診となりました。
ここから先は、いつ産まれてもおかしくない時期に入ってきます。
胎児と母体の様子を見ながらリスクなどを検討し、状況によっては予定分娩……などなどを考えますと、この時期は毎週健診がベストであると私も思います。
なにより、私の住む県(市?)は、非常に妊婦健診が手厚い。無料の健診チケットが全国でもトップタイ、という素晴らしいところなのです。
なので、妊婦健診+NSTをしても、NSTだけの1000円で済むという、懐に優しい行政に感謝しています。



本日のNSTは、前回よりもお腹のはりが随分少なかったです……ふう。
金曜日に、「これは前駆陣痛かも、まずい」という強いお腹のはりが続いたので、週末はほぼ寝たきりで過ごした成果かもしれません。
とはいえ、腹の中からレバーキックをくらった後に、強い収縮が起こってましたが……これまでの子宮収縮の嵐は、もしやお前の胎動が激しすぎるからではないのかね……?
胎児の心拍数もよい感じに変動していて、どうやら元気に胎内で過ごしているようです。

さて、お楽しみ(?)の腹部エコー。
一応データを晒します。
BPD 9.36cm
FL 6.62cm
APTD 8.10cm
TTD 8.63cm
EFW(推定体重)2466g
あれ、前回より随分小さく出ました。前回の時とエコーの機械が違うのと、誤差と、FL(大腿骨長)の長さが前回より小さく計測されたせいですかね。
とはいえ、相変わらずの頭でっかち、足長のお嬢さんのようです。産むの大変そうだなあ。

そうそう。胎児の大きさのことで結構悩まれている方を見かけます。
あまりネットの情報に振り回されて、一喜一憂する必要はありません。
特に、週数が進んでくると個人差も大きくなります。
産まれてきて育った私たちが、身長も体重もまちまちなのと同じようなものです。
だからこそ、比較的個人差が出ない早い段階で「出産予定日」を決めるわけですから。
心配であれば、経過を見ている先生に直接聞くのが早いです。その時に、「どうして不安に思っているのか」も、一緒に伝えると、詳しい返事が返ってきます。
先生には「赤ちゃんが小さいのはどうして?」という言葉の裏にあるものが、「母親の食生活とかが問題あるのですか?」なのか「胎児に病気があるのですか?」なのか「単純に聞いてみたいだけ」なのかわかりませんから(もちろん、医者としてはなにを聞きたいのか頑張って聞き出そうとするんですけれど、きちんと伝えてくれた方が、的確な答えを返す事ができると思います)。


「あと○日、おとなしく過ごしてくれれば、早産は回避できます。よく頑張ってくださって感謝します。それを越えれば、後はなんとか致します」

という先生の心強い言葉をいただきました。
そうなんですよね、母親として胎内で守ってあげれるのは後少し。
産む時の様々な困難な部分は、産婦人科の先生やスタッフにお願いせざるを得ないわけですね。
なんとかする、という言葉は、私には嬉しかったですね。よしお任せ致します! と。
後少しだけ、ウテメリン飲んで頑張ってゆっくりすごそうと思います。