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2017年6月2日金曜日

月経カップは本当に安全なのか〜タンポンとTSS(トキシックショック症候群)〜


さて、twitterでごちゃごちゃ呟いて調べているうちに、月経カップが本当に欲しくなったので注文しました。

by カエレバ

これ。amazonで少し安かったので購入。(公式サイトでもクーポンで500円割引あります)
日本国内で手に入るものは少なく、ディーバカップ(Diva Cup)、ムーンカップ(Mooncup)、スクーンカップ(Sckoon cup)、フルールカップ(fleurcup)フェミーサイクル(FemmyCycle)あたりが比較的有名かと思います。
来月あたり(?)には国産のローズカップも登場するそうな。
今回は紹介する意味もかねて、Amazonや楽天で手に入る(個人輸入をしたりしなくても誰でも気楽に購入できる)スクーンカップをチョイスしました。


さて。
そもそも月経カップとはなんぞや、と言いますと、タンポンのように膣内に挿入し、カップで経血を受け止め、溜まったら引っこ抜いて、血を捨ててまた膣内に入れる、という非常にシンプルな仕組みの生理用品です(このあたりの説明は、実物が手に入ったらまたやります)。
1980年代あたりからアメリカなどで普及しはじめ、欧米ではポピュラーな生理用品、らしい。すいません、どのくらいポピュラーかは知りません。


その利点の一つとして挙げられるのが、今回のテーマ。

「膣内に入れるが、タンポンのようにTSS(トキシックショック症候群)の危険性がない」

という事。

で、これ本当かいな、と。
膣の中に入れて血を溜めるんでしょ?
黄色ブドウ球菌繁殖しないの?
と。
ちょっと疑問に思ったので調べてみました。

結論を先に言うと、「説明書通りに使っていれば安全」でOKです。

詳しい話が気になる人は下をどうぞ。

2017年5月29日月曜日

たまごクラブ2017年6月号を独断と偏見でレビューしてみた

前回の赤すぐに続いての独断と偏見でレビューシリーズ第2弾。
今回は王道、たまごクラブです。

たまごクラブ 2017年6月号 [雑誌]

ベネッセコーポレーション 2017-05-15
by ヨメレバ

立ち読みしたらめまいがする内容が満載だったので、レビューするか悩んだのですが、twitterで「読んでみたい」との声がありましたので、意を決して購入しました。
ところで、電子書籍版が出てるんですね。おまけが冊子なので、今回のは買うなら電子書籍でよかったかも(少し安いし)

前回と同様、前置きとして、批判をするのは簡単で、実際になにかを作り上げるのはとても大変な事です。あくまでここに書いた事は、私の独断と偏見によるものであると申し上げておきます。

最初に総評から

広告多量、ただし赤すぐよりは通販度合いが低い分、妊娠雑誌としての体をなしている。
しかし、まともな記事ととんでもない記事が同レベルで掲載されているので、本当に読むの怖いし、正直お勧めする気にならない。読むなら、是非下記のレビューも一緒に読んでください。

記事自体は、赤すぐの方が正直マシだったかも(あくまで今回の号のみの比較ですが)。
ドクターが監修しているものは、大体まともと言いたいが怪しいものも……(詳細は下記のさかごの記事を参照)

妊娠中の迷ったことランキングと、帝王切開、会陰切開について興味がある方にはおすすめします。特に迷ったことランキングのQ&Aは、よくできた記事と思います。


2017年5月3日水曜日

赤すぐ2017年5月号を独断と偏見でレビューしてみた

この類の雑誌は私の趣味じゃないのでほとんど買った事がなかったんですが、おまけのパディントンベアのおむつポーチがかわいかったので欲しくなりました。
そんな話をtwitterでもそもそ呟いていたら、「あやしい内容の記事はないか、見て欲しい」というような後押しもいただき、独断と偏見でレビューしてみる事にしました。

赤すぐ 2017年 05 月号 [雑誌]

リクルートホールディングス 2017-04-15

by ヨメレバ
というわけで、今回レビューしたのはこの雑誌。

前置きとして、批判をするのは簡単で、実際になにかを作り上げるのはとても大変な事です。あくまでここに書いた事は、私の独断と偏見によるものであると申し上げておきます。

最初に総評から

通販雑誌+広告多量(全体の8割程度)に、少量の妊娠・産後の記事がついている程度。

おまけのおむつポーチはかわいいが、使い勝手は微妙(ただし、おしりふきを入れるスペースがついているのは使いやすい)

記事については、そこまでひどい内容ではないです。ドクターが監修している記事は大体大丈夫そう(全部は読み込んでいませんが)。

税込み470円をおむつポーチ代で構わない、と思うならOK。
産前産後の通販雑誌が欲しいならおすすめします(まあネットで注文出来るので、別に雑誌で買わなくてもいいのでは、とも思いますが)。

2017年2月11日土曜日

つわりの原因・治療・日常できる対策と予防法

(2014年2月3日の記事ですが、2017年2月11日加筆修正しました)

つわりについて検索すると、いろいろな種類があると書かれています。
吐きづわり、食べづわり、唾液づわりなどなど……
ただ、実際に医学的には、食べづわりや吐きづわりという分類はしません。
妊娠4〜8週くらいから、安定期に入る12〜16週あたりまで続く、気分が悪くなって吐き気が続いたり、嘔吐したりするものを「つわり」と分類し、更にそれが悪化してひどくなったものを「妊娠悪阻」と分類する、という非常にアバウトな区切りになります。
要するに、医学的に積極的な治療が必要かどうかという分類ですね。

つわりの原因は何か?

さて、このつわりはなぜ起こるのか。
実はこれについてははっきりとした答えは出ていません。
いくつもの要素がからんでいるというのは確かです。
妊娠に伴う体内環境の変化に、母体が追いつかない適応障害の状態になっている、というのがつわりの正体です。

その原因の物質として、急激に増大するhCG(ヒト絨毛ゴナドトロピン)やエストロゲン(卵胞ホルモン)が吐き気を誘発する、エストロゲンが嗅覚を敏感にする、甲状腺ホルモンの変化、ピロリ菌の関与、などなどと正書には書かれています。

一つ説明がしやすいのが、「プロゲステロン(黄体ホルモン)」の働きによるものです。
妊娠初期は、胎盤を維持するために、卵巣の黄体からプロゲステロンが沢山作られます。
安定期に入れば、胎盤自体が安定し、卵巣からのプロゲステロンに頼らなくてもよくなります。
この、卵巣由来のプロゲステロンが相対的に過剰な状態が、ちょうどつわりの時期と重なります。

プロゲステロンには、もちろん大切な働きは沢山あるのですが、その働きの一部(副作用と言ってもいいかもしれません)に、腸管の蠕動を抑える働きがあります。
腸管の蠕動が抑えられると、当然便秘が起こってきます(逆に、便秘がひどくなると、それを解消しようとするために、プロゲステロン以外の働きによって下痢になる人もいるでしょう)。
食べ物が貯留して、異常に腸管ガスが増えてお腹もはります。
下部の腸管が動かなければ、当然上部の腸管もうまく働きません。胃の中にいつまでも食べ物が滞ったり、通過しにくくなると吐き気がきたり、嘔吐したり、げっぷしたり……ということが、当然起こってくるということになります。
生理前になると便秘になって、生理がはじまると下痢になる……という経験をした方もいるかと思いますが、まさにこの生理前の状態が続いているのが、妊娠初期の状態だと思うとわかりやすいと思います。

ただ、このプロゲステロンだけではつわり全ての説明がつかないことは断言しておきます。
胎盤が完成すると、卵巣の黄体からではなく、胎盤からプロゲステロンが作られるようになり、その量は週数が進むと多くなるからです。(ただし、胎盤由来のプロゲステロンには、黄体由来のプロゲステロンと違い、体温を上げる働きはないようなので、全く同じもの、というわけではないようです。)

他のホルモンとの兼ね合いや、種々の要素がからみあって、あの迷惑なつわりの症状が出ているのは間違いありません。
特にエストロゲン製剤は、非妊娠時に投与すると結構な頻度で嘔気、嘔吐を引き起こしますので、いわゆる吐きづわりの人はこの反応が強く出ているのではないかと考えられます。

2016年12月26日月曜日

妊娠中の美容院・パーマやヘアカラーは安全か危険か

妊娠中のパーマとカラー
(2014年3月に書いた記事ですが、2016年に内容を更新しましたので、公開日時が2016年になっています。体験談については2014年3月時点のものです)


ようやく美容院へ行ってきました。妊娠中、多分ラストになるでしょう。
産後しばらく来れない事を考えて、短めのボブにしてパーマかけてきました。

さて、時々気にされる方がいらっしゃるようですが、「パーマ液とかカラーリングの液とか、胎児に影響ないの?」という質問を見かけます。
これ、どうなのか。

結論から申しますと、「現時点では、パーマやヘアカラーは、胎児への影響・危険性についてはっきりとした答えは出ておらず、特に問題ないだろうと考えられている」ということでよいのではないかと思います。

さて、以下は詳しい解説です。


妊娠中の毛染めについての研究・論文はあるのか?

実はいくつか研究があります。