スポンサードリンク

2013年12月19日木曜日

胎動はいつから感じるか?

(本文は下に続きます。)

スポンサードリンク
これには個人差が随分あります。
一般に、経産婦は初産婦と比較して早くに胎動を感じます。
これは、経産婦の子どもの方がよく動くだの早く成長するだのという意味ではなく、胎動がどのようなものか知っているため、「あ、もしかしてこれが胎動かな?」と早くに気づける、ということでしょう。
早い方で5ヶ月あたりから、大体の方は6ヶ月くらいには体感できるようです。
が、個人差はもちろんあります。あまり神経質になることはありません。

私の場合は、11〜12週あたりで「もしかして」を感じていました。13週の妊婦健診の時に、エコーで胎児が動くのと体で感じる「もしかして」が一致していたので、どうやら胎動で間違いなかったようです。
ただ、本当にわずかなものです。お腹でガスが貯まった時に、「こぽこぽ」とする時があると思うのですが、それとほとんど同じ。ただ、私はなぜそれで気づけたかというと、それが正中の下腹部だけに限局していたので、「もしかして」と思えた、というだけの話です。
それも弱いですし、感じる頻度も非常に低かったです(数日感じないことも)。
はっきりと「これは胎動だな!」と確信を持って感じるようになったのは、やはり5ヶ月半ば頃から。でも、やはりあまり強くはありません。腹具合が悪いのかも、という腸蠕動の不穏な感じに似ていました。
そこから、毎日しっかりと感じるようになったのは、6ヶ月を超えたあたりでしょうか。
7ヶ月になるあたりでは、胎児がどちらを向いて動いているかも大体わかるくらいになりました。
8ヶ月にもなると、手足の筋肉もついてきて、体も大きいためか、突っ張っているらしい手足の形などをお腹の上からはっきり触れたり、動きすぎてなかなか寝付けなかったり、お腹を眺めてみると波打っているのが見えたり、とかなりダイナミックになりました。


前回流産をしたため、毎回妊婦健診に行く度に「また途中で心臓が動かなくなってるんじゃないか……」という不安をずっと感じていました。
胎動を感じれるようになって助かったのは、その不安が随分減ったということです。あ、生きてる。と感じられるのは、ありがたいことですね。

ただ、最初に書いたように、胎動の感じ方には個人差が随分あります。
なかなか感じられなくとも、妊婦健診で元気に赤ちゃんが育っていれば大丈夫です。

胎動に関して心配するならば、毎日感じるようになった胎動が、急に感じられなくなったり、頻度が低くなった時です。
胎動をカウントする方法などもあるのですが(有名なのは、胎動10カウント法……胎動が10回あるのに、どのくらいの時間がかかるかを数えるというもの)、一体どのくらい少なくなったら異常ととるか、ということについては、今のところ統一された見解はありません。
かかっている病院によっては、胎動の記録をつけるように指導するところもあるかもしれませんので、それは主治医の先生の指示に従ってください。
ちなみに、私の通っている産婦人科では胎動カウントは行っていません。

「胎動が激しすぎるのだけど、もしかして赤ちゃんが苦しくて暴れてるのじゃないか」と心配される方もいます。
これについて言うなら、実際の赤ちゃんが、たとえば高熱になったとして暴れるか、と考えると……逆ですね。本当に調子が悪いと、なんとなく元気がない、ぐったりするようになると想像できます。大人だって同じでしょう。
基本的に、胎動が大きい時は、元気一杯な時だと思ってください。
胎動は人と比較することはありません。あなたと私の顔も性格も違うように、赤ちゃんの胎動も様々で当然です。


お母さんが忙しく動き回っている間は、胎動を感じなくても当然です(他の事に神経がまぎれているため)。
それに、あまり神経質になりすぎるのも体に毒。
ただでさえ心配事の多い妊娠中、
「今日は胎動少なかったかも……大丈夫かな、元気かな……」
と考えすぎて余計なストレスを増やすことは、非常に不利益なことだと私は考えます。

一方で、全く赤ちゃんに意識を向けないというのも、これはこれで考えもの。
先ほども申しましたように、やはり自分でも意識できるくらいに、
「ん? 胎動が減ったな」
「そう言えば、今日は一回も胎動を感じなかったかも……?」
と思った時は、早めにかかりつけの病院にご相談くださいね。