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前回の診察で不育症の可能性を指摘され、妊娠5週からバファリンを飲み始めました。
飲み始めた翌日から、一気に食欲不振が……orz
つわりか? アスピリンによる胃粘膜障害か? 合わせ技か?
はっきりしないのですが、とにかく吐き気というわけではないけれど、胃がムカムカして何も食べたくない……!
そんなわけで、数日、わずかな食事とスポーツ飲料で凌ぎました。
しかしよくならない。
むしろどんどん吐き気が酷くなっていく。
これはやばい、吐きづわりってやつか……
と思ったのですが、旦那が
「HALは、食べづわりになった方がいいよ。そっちの方が絶対にいい。そうしよう」
と、とんでもないことを言い出しました。
そんなこと言われて、つわりの方向性が変えれるなら苦労はせんわい! と思ったのです。
が、確かにその通りです。私は元々食が細く、やや痩せ形。食べづわりになってくれた方が絶対にいい。
というわけで、旦那が食べれそうなもんならなんでも買ってきてくれると言い出したので、言葉に甘えて考えてみました。
……唐揚げならいけそうな気がする。
そして買ってきてもらって、無理矢理食べました。
すると、若干、気持ち悪いのがマシに。
恐らく、食べる事で腸管蠕動が促されて、吐き気が軽くなったのでしょう。なるほど、これなら食べづわりになれるかも……!
というわけで、それからは食べれそうな固形物をなんでもいいから、お腹がすく前にちょこちょこと食べるようにしました。
食欲はまったくありませんし、吐き気はずっとあるのですが、なんとかほとんど吐かずに経過しました。殆ど食べなかった5週目最初の数日が一番苦しかった……
今考えると、旦那のむちゃくちゃな提案のおかげで、つわりの時期を乗り越えた気がします。
ただ、やはり匂いには敏感になって、大好きだった刺身や、ベーカリーのいい香りは完全にアウト。スーパーでの買い物はマスクをして、鮮魚コーナーでは息を止めてました。
そんな感じでなんとかしのぎつつ、やっと次の診察の日に。
妊娠7週1日あたり(多分)。なんとか心拍が見えるといいのですが……
前回と同じ女の先生です。問診後、診察台へ。エコーの画面がうつります。
ぽっかりと黒く丸い胎嚢がうつり……ましたが、胎児が……見えない……
先生は無言でエコーを縦に横にと操作してます。
……あ!
いた!
胎嚢の隅っこに、へばりつくようにして、胎芽が……ありました!
もうね、死にそうな気持ちでした。今回もだめかと。そうか、枯死卵だったか、と。
更にその胎芽を拡大して見ていると……
動いてた!
動いてました、心臓とおぼしきなにかが、ぴょこぴょこと瞬いてましたとも。
「これですね。時間がかかってすいません……心拍確認ですね」
いえいえ、とんでもないです。ちょっと泣きそうでしたが大丈夫ですとも。
内診が終わって、再度問診室へ。
「心拍確認できました。胎芽から考えて、今が7週4日とします。出産予定日が○月○日ですね。次の診察は2週間後になりますが、その時までに保健所で母子手帳をもらってきてください。次回から妊婦健診になりますのでね」
え、もう?
前回も同じ時期に心拍確認したのですが、「次の時に出産予定日を決めましょう」といわれ、予約の診察までに流産確定したのですが……もし母子手帳もらった上に流産したら、形に残ってショックを受けそうで怖い……
……と思ったのですが……
でもなんだか、母子手帳もらってきてくださいと言われると、なんとなく「この子は大丈夫だよ」と言われているような気持ちになりまして。
前回と何が違うかわからないし、単純に診察した先生が違うからそう言っただけなのかもしれないのです。でもなんだか、先生の無言の気遣いのように思えて、嬉しかったのです。
なので、素直にわかりました、と頷くことができました。
「バファリンの飲み心地はどうですか?」
「気分は悪いですが、続けられそうです」
「そうですか、それはすいません」
すまなくないですよ、先生。お気遣いありがとうございます。
飲もうが飲むまいが、多分吐き気はするんで頑張ります。