こう毎日病院通いをしていると、自分が重病人のような気分になってきます。
月曜日は妊婦健診のために産婦人科。
火曜日は乳房の腫瘍のために乳腺外科。
そして水曜日は橋本病(甲状腺機能低下症)のために内分泌内科。
と、それぞれ別の病院を受診するはめになりました。
いくら自宅安静でも、流石に病院にかかるのを控えるわけにはいきません。ウテメリンを飲み、お腹が張ったら休み、という感じでふうふういいながら病院へ。
今回は乳腺外科へ行った時のお話。

(田舎で子育て中。もう32歳ではありません)医者である自分の妊娠を通して、(できるだけ)医学的に情報発信したいと思います。
誰でもある妊娠中の悩み、それを書くことで、いつか同じ悩みを持った方の役に立てるといいなあ。
ただし、現在進行形なので、無事に出産までたどり着くかはわかりません。温かく見守っていただけると幸いです。
と思っていたら、8週で流産してしまいました。また、がんばります。
追記:春先にようやく無事出産致しました。見守ってくださった方々、本当にありがとうございました。
相川晴(HAL) @halproject00でTwitterでもボソボソ呟いています。フォローお気軽に。
育児ブログもやってます。小児科系ネタはこちらで。
Home » All posts
2014年3月5日水曜日
2014年3月4日火曜日
妊娠35週、9ヶ月最後の妊婦健診に行ってきました
https://halproject.blogspot.com/2014/03/359.html妊娠35週、9ヶ月最後の妊婦健診に行ってきました
安静とウテメリン、それに鮮血は出なくなったものの相変わらず茶色のおりものが時々……な、もう本当に変化のない日々を送っていますが、やっと妊婦健診の日が来ました。
今回からNST(non-stress test)スタートです。
読んで文字どおり、なんのストレスもかけることなく胎児が元気か様子をみてみようという検査ですね。またいつか簡単に解説します。
いつもの外来から、病棟へ移動し、お腹にトランスジューサをつけると、「ざっざっ」と胎児心拍が聞こえました。おお、便利。なんて手軽。
今回からNST(non-stress test)スタートです。
読んで文字どおり、なんのストレスもかけることなく胎児が元気か様子をみてみようという検査ですね。またいつか簡単に解説します。
いつもの外来から、病棟へ移動し、お腹にトランスジューサをつけると、「ざっざっ」と胎児心拍が聞こえました。おお、便利。なんて手軽。
2014年3月3日月曜日
妊娠中の頭痛と予防法
https://halproject.blogspot.com/2014/03/blog-post_3.html妊娠中の頭痛と予防法
前回妊娠中の頭痛と薬のお話をしました。
頭痛持ちの人は、恐らくそれぞれに自分がどんな時に頭痛が起こりやすいか、わかっている方も多いと思います。
どうしようもない部分も非常に多い頭痛ではあるのですが、生活習慣を見直す事で不要な頭痛を避けることができる場合があります。
睡眠不足や眠り過ぎに注意する
睡眠不足で頭痛を感じる方も多いでしょうが、眠りすぎる事もまた、頭痛を引き起こす引き金になります。
妊娠中は眠くなりがちで、ついつい昼寝もしてしまいますが、過剰な睡眠は避けて規則正しく生活しましょう。
2014年3月2日日曜日
安静とウテメリンの日々〜研修医の時の思い出話〜
https://halproject.blogspot.com/2014/03/blog-post_5731.html安静とウテメリンの日々〜研修医の時の思い出話〜
途中、ママ教室に行かなくてはいけなかったり(行かなくても法的に問題があるわけではないけれど、入院準備や新生児のお世話の話がある予定だったので、どうしても参加したかった)しましたが、それ以外は概ね安静に過ごしています。
旦那が、ちょっとスキルアップのための試験のようなものがありまして、その準備に追われているので、毎日買い弁をさせるのも忍びなく、比較的はりが落ち着いている時は食事だけ用意したりしてますが……
それ以外はとにかくごろごろと寝ています。
ウテメリンの副作用も強い時と弱い時があり、一時間くらいバクバクガクガク(心悸亢進と上肢の振せん)と戦っていたりしますが、まあもうこれはだいぶ慣れました。
寝続けていることで、腰が……痛いです……そして頭痛が辛いです……
私は35週なので、安静&ウテメリンにするにしてもあと2週間程度なのでまだマシですが、早い時期から切迫流産や切迫早産で入院して、病院での厳格なベッド上安静とウテメリンなどの子宮収縮抑制剤点滴を受けている方の苦労を考えると……
そういえば、私が研修医の時、産婦人科でも研修をしたのですが、担当になった方のひとりがまさにこれで入院していました。
2014年3月1日土曜日
妊娠中の下肢静脈瘤・痔・陰部静脈瘤……原因と予防・治療法
https://halproject.blogspot.com/2014/03/blog-post.html妊娠中の下肢静脈瘤・痔・陰部静脈瘤……原因と予防・治療法
妊娠6、7ヶ月あたりから、どうにも外陰部……膣のあたりがどうにも痛い。ひりひりするような感じが出てきました。
妊娠前、時々カンジダ膣炎で違和感を感じることがあったのですが、その感じに似ている。
妊娠中にカンジダかなあ……と思っておりものを観察するけれど……うーん、どうにもカンジダっぽい感じではない。かといって、変な匂いとかがするわけでもないし、他の感染症っぽくもない……
非特異的膣炎とかかなあ……と思って、触ってみると……ん? なんだか腫れぼったいというか厚ぼったい感じ。外陰部の後ろ半分から会陰部あたりにかけてが、えらくもったりした感じになっている。
やっとそこで気づきました。
あ、これ陰部静脈瘤だ。
妊娠中は、下半身の様々な静脈瘤になりやすい状態です。
私のような外陰部静脈瘤もそうですが、一番多いのは恐らく下肢静脈瘤。そして、肛門のところでできれば、外痔核・内痔核……所謂「いぼ痔」ということになります。
では、そもそも静脈瘤とはなんでしょうか。
登録:
投稿 (Atom)