一般に、経産婦は初産婦と比較して早くに胎動を感じます。
これは、経産婦の子どもの方がよく動くだの早く成長するだのという意味ではなく、胎動がどのようなものか知っているため、「あ、もしかしてこれが胎動かな?」と早くに気づける、ということでしょう。
早い方で5ヶ月あたりから、大体の方は6ヶ月くらいには体感できるようです。
が、個人差はもちろんあります。あまり神経質になることはありません。
私の場合は、11〜12週あたりで「もしかして」を感じていました。13週の妊婦健診の時に、エコーで胎児が動くのと体で感じる「もしかして」が一致していたので、どうやら胎動で間違いなかったようです。
ただ、本当にわずかなものです。お腹でガスが貯まった時に、「こぽこぽ」とする時があると思うのですが、それとほとんど同じ。ただ、私はなぜそれで気づけたかというと、それが正中の下腹部だけに限局していたので、「もしかして」と思えた、というだけの話です。
それも弱いですし、感じる頻度も非常に低かったです(数日感じないことも)。
はっきりと「これは胎動だな!」と確信を持って感じるようになったのは、やはり5ヶ月半ば頃から。でも、やはりあまり強くはありません。腹具合が悪いのかも、という腸蠕動の不穏な感じに似ていました。
そこから、毎日しっかりと感じるようになったのは、6ヶ月を超えたあたりでしょうか。
7ヶ月になるあたりでは、胎児がどちらを向いて動いているかも大体わかるくらいになりました。
8ヶ月にもなると、手足の筋肉もついてきて、体も大きいためか、突っ張っているらしい手足の形などをお腹の上からはっきり触れたり、動きすぎてなかなか寝付けなかったり、お腹を眺めてみると波打っているのが見えたり、とかなりダイナミックになりました。