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2014年4月25日金曜日

妊娠・授乳中に気づかれる副乳の話

(本文は下に続きます。)

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ちょっとお目汚し致しますよ。
私の左脇(左胸の上部です)を撮った写真です。
さて、これはなんでしょう。


というわけで、今回は副乳の話です。



人間のおっぱいは2つ、とお思いかもしれませんが、正解であり不正解です。
犬などを見ればわかるように、ほ乳類はいくつも乳房をもっています。
人間もほ乳類です。基本的に二つ(一対)であることがほとんどですが、実はそれ以上の乳房があることがあります。腋窩、側胸部、側腹部などにあることがあり、乳首としてはっきり認識できるものから、小さなほくろかシミのように見えるものまで様々です。

実は私、副乳があるなんて気づいてませんでした。というか、ほくろがあることすら気づいてなかったです。
産後、病室で着替えている時に、旦那が、
「あれ? なんか脇のところが太ってない?」
と言うので見てみると……確かになんだかふっくらしている。
しかも、左右にある。しかも、なんだか小さなほくろのようなものがある。
ここでやっと二人で「副乳だ! 本当に妊娠で目立つようになるんだ!」と感心するに至った、というわけです。

さて、この副乳。ほ乳類としての名残というか、遺残といいますか……要するにちょっとしたお乳なので、乳腺組織を持ちます。
ですので、妊娠に伴って目立つようになり、産褥期になると正常乳腺と同じように乳汁を作ろうとするので、張ってきたり、母乳が出てくることもあります。
脇の下や、脇の前側、乳房の下側に変なしこりができた、ということで病院を受診して、副乳であることに気づく方もいると思います。はりが強いと、固いしこりとして触れるので、リンパ節と見誤られることもあります(これは病院で判断できます。特に腋窩にしこりを触れた場合は一度乳腺外科にご相談ください)
そんな副乳ですので、はりがひどくなったり、感染を起こすと乳腺炎を起こすこともあります。
治療法というか、対処法としては(副乳で授乳するとかでないならば)、とにかく副乳の乳腺に母乳を作ることを忘れてもらうしかありません。
マッサージしたりといった不必要な刺激をとにかく加えないようにする(刺激を加えると母乳の産生を促します)、アイスノンなどで凍傷にならないように気をつけて冷やす、乳首は特に清潔に保つ(感染すると化膿性乳腺炎になります)、といった対処を行いましょう。
私も若干痛むので、当たらず障らずで過ごしています。
熱感や痛みが酷ければ、産婦人科や乳腺外科で一度ご相談ください(感染していれば抗生剤などの投与が必要になります)。

ところで、来週友人の結婚式があるのですが……胸元が開いたドレスを着ていく予定なのですが、この副乳、人目に晒してよいものか。
うーん、ショールかなにかでごまかすしかなさそうです。まあ、意識して見なければ、ただ単に太っただけと思われるかな?
それよりも、あのドレスにこの産後のぽっこりお腹が収まるのかどうかの方が重大かもしれません。


(追記:触らないように過ごしていたら、産後2か月になる頃には痛みはすっかりなくなりました。というか、忘れてました。膨らみはありますが、今ならドレスでも目立たなそうです。)

(追記:授乳終了しました。もう膨らみも産前と同じ状態に戻りました。体型と比較して、少し腋回りが太って見えるかな? 程度のものです。また次回妊娠したら目立つようになるんだろうなあ。)

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