スポンサードリンク

2014年12月30日火曜日

尿膜管遺残とは? 尿膜管の話を少しだけ

テレビを見ていたら、フィギュアスケートの羽生選手が尿膜管遺残症で手術、というニュースが流れてきました。
胎児の頃の話がからんだ病気なので、尿膜管遺残症とはどういった病気なのか、ちょっと軽く書いてみようと思います。

胎児は、小さな小さな人間……ではありません(ちょっと語弊がありますが)。エコーで見るとわかるように、極初期は勾玉のような、魚のような? 形をした塊のように見えると思います。
最初は一つの細胞で、それが細胞分裂を繰り返しながら、外胚葉中胚葉内胚葉にわかれ、それぞれがそれぞれの組織、臓器に分化していきます。
その際、単純に、例えば腕がびよーんと伸びて、指が一本一本生えて来て、という風に育っていくわけではありません。
大まかに「腕のようなもの」ができて、余計な部分は細胞が死んで退化することで、きちんとした形が作られていく、というように、細胞が生まれたり死んだりを繰り返しながら、身体ができていきます。
ただ一つの細胞が、こうして一つの完成された人間になるというのは、本当に生命の神秘だな、と感じずにはいられません。

さて、今回ニュースで取り上げられた「尿膜管」というのは、その胎生期にある構造物(臓器……というか、組織……というか)です。

2014年12月2日火曜日

妊娠中の漢方薬・安全に使えるって本当ですか?

妊娠中に薬を使わなければならない状況にならないに越した事はないですが、十月十日もありますと、どうしても体調が悪くなる事もあります。
妊娠していること自体でも体調が変わってしまうのだから仕方のないことです。
この場合、よく使われるのが「漢方薬」です。
妊娠中の漢方薬は安全……と言う意見がありますが、これは本当でしょうか?

いつも通り、結論から言いますと、「産婦人科で処方された漢方薬であれば、まず問題はない」ということでよいかと思います。

2014年10月26日日曜日

インフルエンザワクチンのシーズンがやってきました

インフルエンザワクチンが開始されています。
私としては、妊婦さんこそ、インフルエンザワクチンを受けるよう、強くおすすめしたい! ところです。
以前、「妊娠とインフルエンザワクチン」についてブログでまとめていますので、是非ご一読ください。
妊娠中のインフルエンザは、重症化しやすいことが知られています。
また、「妊娠中だから薬は使えない……」とワクチン自体を受けていなかったり、インフルエンザの薬を飲まない方もいらっしゃることも問題だと思います。
インフルエンザワクチンについて、妊娠中の投与については安全性と有効性が証明されています。

2014年10月16日木曜日

妊娠中、旅行や里帰りのために飛行機に乗っても大丈夫か?

妊娠と旅行についてはあちこちで議論されていますが、今回は「飛行機に乗っても大丈夫か?」という点にのみしぼってお届けしたいと思います。
妊娠中、旅行のためや里帰りのために飛行機に乗らないといけないのだけど、赤ちゃんに悪い影響はないのかしら……とお悩みの方は多いのではないでしょうか。
ネットの質問ページなどを見ても「自己責任で」というような返答を散見します。
自己責任以前の問題として、医学的に問題があるのか、考えてみましょう。

2014年10月12日日曜日

セブンプレミアムのキャラメルポップコーンを再現したい

完全に雑記です。すいません。

もうあちこちで話題になり尽くしたらしい(最近存在を知ったのでよく知らない)、セブンイレブンのキャラメルポップコーン。
いやー、私、飴がけ系に弱いんですよ。もちろんキャラメルポップコーンも大好き。
セブンのキャラメルポップコーンは、飴が厚く、しかも外れ(飴が少ないやつ)がない!
素晴らしい。
でも、結構高いんですよ。食べ過ぎなくて済むけど。
なので家で再現したいんです。
と思って、後ろの原材料名と栄養成分表示から、なんとかレシピを作れないかなと考えました。
原材料名は、多く入っている順に並んでいるんですよね。あとはそれと成分を計算すれば、大体の量は予測がつく、はず。

そしてできたのがこちら。
わー。おいしそうー。写真が適当ー。
……すいません。
いや、写真はともかく、かなり美味しくできました。食べ過ぎます。

2014年10月10日金曜日

イギリスでの妊婦への百日咳ワクチンで乳児の罹患が91%減少した、というニュース

ニュースというか論文というか報告というか。
2014年7月16日、Lancet誌電子版でGayatri Amirthalingam氏らにより報告されたものです。
イギリスでは2011年に百日咳が流行し、3か月未満の乳児が死亡する例が増加したため、2012年10月から妊婦さん全員への接種プログラムが開始されました。
今回、過去のデータとプログラム開始後のデータを比較して、百日咳ワクチンの有効性がどうであったかの報告がなされています。

2014年9月21日日曜日

産科医不足は深刻です、というニュース

産科医不足 9県で危機的状況  - Y!ニュース
http://news.yahoo.co.jp/pickup/6131961

もう、長らく指摘されている産科医不足。
小児科も大概ピンチなのですが、産科もピンチ。
医師余りの時代が云々という方もいらっしゃいますが、現場にいると「は? 何言ってんの?!」と思うくらい医者が足りません。と、これはどの科も共通。
足りてるのはごく一部の都市部、それと開業医でしょうか。
開業医でも、産科と小児科は足りている感じはありませんね……

2014年9月18日木曜日

胎動と産まれてからの運動能力に関連はあるのか?

お腹の中で元気な子は、産まれてからも元気……という話を聞きませんか?
これについて、少々の学術的考察と実体験を書いてみようと思います。
医学的なコラムではなく、雑記ということで気楽にどうぞ。

胎動と運動能力の関係についての研究は、あまり多くないようです(ざっと論文検索をしただけなので、実際にはあるかもしれませんが)。
「胎動と新生児の活動能力」というものがネット上にありました。
36週~38週の間に、妊婦さん自身に胎動を記録してもらい、それを産後の新生児の活動能力と比較した、というもの。
詳しい内容は割愛しますが、一部相関するものもあったけれど、俗説を十分証明することはできなかった、という内容でした。(しゃっくり様運動が多かった児は、座位への引き起こしの運動能力が高かった、など。興味のある方は論文本文をどうぞ)

2014年9月10日水曜日

産後の抜け毛はいつまで続く?!〜出産後脱毛症の原因と期間、治療など〜

(産後の話ですが、妊娠中に知っておくと驚かずに済むと思いますのでこちらのブログに掲載します。)

ただいま抜け毛真っ盛りです。
動物の季節の変わり目のような勢いでごっそりと抜け、毎朝枕を見ては鳥肌をたて、髪を洗って指の間を見ては悲鳴をあげてます。ホラーですよ。
産後4ヶ月過ぎからスタートしたこの抜け毛なのですが、1か月過ぎても治まる気配がありません。泣きそう。

というわけで、さて、この産後の脱毛は何故起こるのでしょうか。

2014年8月22日金曜日

妊娠中の栄養ドリンクの選び方

妊娠中にお疲れの方、いませんか?
私は仕事をしていましたので、そりゃもう日々疲れておりました。
日々変化する身体と仕事と家事を全部頑張るってのは、これがなかなか辛い。
疲れていると手を出したくなるのが栄養ドリンク……
というわけで、今回は栄養ドリンクの話です(軽いテーマにしたつもりが、思ったより長くくどくなってしまいました。すいません)。


そもそも妊娠中に栄養ドリンクは飲めるのか? 飲んでもよいのか?
という問いについては、「種類を選べばOK」という答えになります。
栄養ドリンクに効果があるかどうか……については、今回は意見を差し控えさせてもらおうと思います。
「飲みたい」「飲んだら元気になる」という人は飲んだらいいよ、と言っておきましょう。

別に敢えて飲む必要は一切ありませんので、あくまでどうしても飲みたい人限定の話題です。飲みたくない人はどうぞこの辺で読み止めてくださいね。
あ、私は「飲みたい」人だったので、時々飲んでました。仕事中きつかったですし……


では、どうやって種類を選ぶのか。
結論を先に言うと、
「ラベルを見て、『妊娠・授乳期の栄養補給に』等の文言があるものを選ぶ」
これに尽きます。

2014年8月19日火曜日

妊娠と葉酸〜葉酸サプリはいつからいつまで飲めばいいの? 飲む量と飲む理由も考えよう〜

(2017年7月12日、混乱を招きそうな部分を少し改訂しました。)

妊娠に葉酸、というのはかなり浸透して来て、サプリを使われている方も多いのではないかと思います。
さて、この葉酸サプリ、一体いつから飲んで、いつまで飲まなくてはいけないものなのでしょうか?

ざっくり結論から言いますと、
「妊娠計画したら飲み始め、少なくとも妊娠12週まで飲み続ける」
というのがおおよその目安となります。

さて何故か。

妊娠中に葉酸が必要な理由は?


葉酸がそもそも妊娠中になぜ必要かというと、ある種の奇形(無脳症や二分脊椎などの神経管閉鎖障害)のリスクを減らす、という研究結果があるからです。
一方で、日本では二分脊椎などの神経管閉鎖障害の発生頻度は欧米諸国と比較して1割程度と低めです。そもそもの葉酸摂取量が欧米諸国と比較して多いのかもしれませんし、民族間の遺伝的な差もあるかもしれません。

2014年8月12日火曜日

電子書籍は便利でした(無料クーポンで試しただけですが)

(医学と関係ない雑記です)
私は本を読むのが大好きな人間なのですが、電子書籍にはなかなか手を出せずにいました。
やはり紙の良さというか……自分が所持している安心感と言いますか、満足感と言いますか、やはり本は本屋で選ぶのが楽しいし、PCなりタブレットなりが必要な電子書籍はどうにも取っ付きが悪かったんですね。
で、普通の小説ではなく漫画などもよく読むのですが、これ、嵩張るんですよ。
前は、読みたい物は買って、ある程度溜まったら古本屋にもって行く、ということをしていました。
しかし、妊娠中はあまり重い物をもてないということもあり、整理しないままに買いたいだけ買っていたらえらいことになりまして。本棚に収まりきれずに周囲に平積み……そして、子育てが始まると、大きい荷物抱えて売りに行く余裕もなけりゃ、そもそも本屋でのんびり選ぶこともできない……
あー、こりゃ考え方を変えるしかないな、ということになりました。

ずっと所持していたいもの、じっくり読みたいものは紙媒体で買う。
それ以外のささっと読むだけのものは、電子書籍でもいいかも……?

探してみたら、いろんなところでいろんな電子書籍があったのですが、よく使う楽天(楽天Kobo)で、「はじめて購入する人は1冊無料」というクーポンがあることが判明。

2014年7月16日水曜日

産後の肛門痛と便秘からようやく解放されました

妊娠中に陰部静脈瘤になり、産後は産後で痔になり……と、どうにもお下の悩みから解放されない日々が続いていましたが、ようやく元の身体に戻りました。

妊娠中の陰部静脈瘤の話は前に書きましたが、ずっと腫れぼったい感じと微妙な痛みがありました。
産後は会陰切開の傷の痛みや違和感で、あるんだかないんだかさっぱりわからない状態でしたが、傷が治った頃には、前のような陰部静脈瘤の不快感はすっきりとなくなっていました。
やっぱり、赤ちゃんに血管が押されていたり、ホルモン変化のせいだったり、血液量が増加したりしていたせいなんだなあ……と実感。
ただし、次回妊娠の時にはまた起こるだろうことが予想されるので、それについてはちょっとブルーです。
次回ひどいことになったら、産後の余裕ある時期に、消化管外科に検査と相談に行こうと思います(3人目、とかいう話になれば、ですが)。

2014年7月8日火曜日

妊娠中(中期・5か月以降)の抗がん剤治療は子どもに影響しないニュースの話

妊婦に抗がん剤、子どもに影響なし 乳がん患者を調査(朝日新聞デジタル) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140708-00000012-asahi-soci

妊娠・授乳期の乳がんの記事を書いた直後にこんなニュースを発見。
私の認識不足で、以前の記事で「妊娠中に乳がんができた場合、抗がん剤治療は出産後」と書いたのですが、国内で実際に治療し、出産に至ったケースが多くはないですがあるようです。
妊娠初期においては、器官形成期であるため、薬剤が投与時には催奇形性が問題となります。薬剤の影響で、様々な器官の元となる部分に異常が生じ、奇形を起こす、という意味です。
これに対して、器官形成期を終えた中期〜後期にかけては、催奇形性は問題にならず、胎児自体に害を及ぼす「胎児毒性」が問題視されます。

妊娠中こそ乳がん検診へ行こう!〜妊娠中・授乳中に発見された乳がんの予後〜

(この記事は過去のデータを元にして作成しており、現在の医療事情と異なっている可能性があります。了承の上、ご覧ください)

以前、私が妊娠中に乳がん検診を受けて、見事にひっかかった話を書きました。
妊娠中に乳がん検診は是非受けましょう! と強くオススメしているわけですが、これには理由があります。

厚生労働省が1975年~2000年に手術を受けたの日本での乳がん患者さんのデータ解析をした結果があります(詳細はhttp://www.jakunen.com/html/tokucho/yogo.html)。
総数146,690症例のうち、妊娠中・授乳中の患者さんは1,781例、約1%います。
この症例を解析し、妊娠・授乳期の患者さんとそれ以外の患者さんを比較すると、妊娠・授乳期の患者さんの生命予後は明らかにその他の患者さんより悪いことが判明しました。
厚生労働省の該当ページの図17を参照してください。(勝手に引用するのはどうかと思いまして……)

2014年7月7日月曜日

妊娠4か月の妊婦さんが電車に接触して死亡……

<電車事故>妊婦が電車に接触し死亡、滋賀(毎日新聞) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140706-00000034-mai-soci

いたましい事件が起こりました。
妊娠4か月ということで、つわりの真っ最中の頃ではないでしょうか。
この安定期に入る前の時期というのは、つわりのせいで夜も寝られず、職場にも妊娠していることを告げられず、かなりの無理をして日々を過ごしている妊婦さんが多いように思います。
赤ちゃんのためだ、頑張ろう、と奮起して、自分が思っている以上の無理をしていることもあります。

自分が妊娠中、特に安定期に入る前、かなりのめまいといいますか、目の前が真っ暗になりかける脳貧血……正しくは、起立性低血圧の症状がかなり強く出ました。
立っていなくて、座っていても頭からさーっと血の気がひき、身体を起こしていられないくらいの気分不良におそわれました。
こういった症状が起きた時、必ず患者さんにお願いするのは「決して大丈夫と思わず、とにかくしゃがみこんでください」ということです。
ドラマなどで、めまいを起こしてふらっと可憐にたおれる女性などがいますが、現実はああはいきません。
足下から崩れ落ちるような器用な真似はできず、立った状態なら、そのまま意識を失いますので、まっすぐな姿勢のまま弧を描くように倒れ、頭を強くぶつけることになります。受け身をまったく取れないので、頭への衝撃は多大なものとなります。
例え意識があったとしても、倒れかかる身体を支えるように踏みとどまる事は困難です。
今回の事件がそれであったかどうかはわかりませんが、それでも矛盾はしないと思います。

妊娠中の方、とにかく無理をせず、気分が悪くなったらすぐにしゃがんだり、それでも治らなければ地面に寝そべるようにしてください。汚い、恥ずかしいと思うかもしれませんが、ぶっ倒れるより断然よいです。自分一人の身体ではありません。
駅のホームや横断歩道で待っている時など、ただ立っているだけの時の方が症状が出やすいです。
悲しい事故が一つでも減りますように。

2014年7月4日金曜日

妊娠中・育児中の方、イオンネットスーパーは本当に便利でした!

医学と関係ない話です。

妊娠中も出産後も、とにかく困ったのが買い物。
amazonとか楽天とかは思う存分活用してたのですが、毎日の食事の買い物だけはそうもいかず、大きなお腹を抱えてえっちらおっちら出かけてました。
ただ、そうなると嵩張る物や重い物をあれこれ買わないと行けないとき、一度では買いきれないので何回かにわけて出かける事に……
まだ妊娠中の方が自由がきく(自分さえ頑張ればなんとかなる)のですが、首の座らない子どもを抱えて買い物するのは無理(私には無理)で……休日旦那に預けて超特急でスーパーを走り回ってます。
しかし、今週末は旦那が東京で内科認定医の試験を受けに行かないといけないことが判明。まずい、米が尽きそうなのに……しかも受験勉強中の旦那に預けて、夜な夜な買い物に行くのも申し訳ない……

で、初めてネットスーパーを使うことにしました。
田舎だから、対応する店舗がないんじゃないのかと思ってたんですが、ありましたよ!
イオン万歳!

2014年7月2日水曜日

おしるし、前駆陣痛、破水から、どのくらいで出産に至ったか

以前、おしるしと前駆陣痛、破水の話を書きましたが、実際どのくらいで出産に至ったか、結果が出たので書いておきます。
もちろん、かなり個人差があると思いますので、参考程度にどうぞ。


出産回数が多い女性は歯を失うリスクが上昇する

少し前のニュース(2014年4月16日)です。
http://epi.ncc.go.jp/jphc/732/3398.html
国立がん研究センターの多目的コホート研究で、出産回数と歯を失うリスクの解析をしたところ、女性では、出産回数が多いグループほど、永久歯の残っている数が少ない、という結果が出たようです。
男性も同様に検討したけれど、子どもの数と永久歯の数の関連性は認められませんでした。
つまり、妊娠出産(と、女性が担う可能性の高い子育て?)が、歯の健康と密接に関係していることを示唆します。

妊娠中の女性はつわりのために嘔吐し、歯が胃酸に晒される時間が長いために歯が齲蝕しする可能性があります。また、嗜好の変化で、酸っぱい物を多く口にすることも、歯をいためる原因になります。更に、吐き気のために歯磨きが励行できないことなども原因として考えられると思います。

2014年6月30日月曜日

母乳の量を増やす方法を医学的根拠に基づいて実践してみた

なんだかタイトルが、なにかのラノベのようになってしまいました。
以前、初乳についての話を書きましたが、その続き。
私自身、とにかくおっぱいが出なくて、産婦人科を退院した時には6mlしか出ていないことが判明しました(搾乳ではなく、赤ちゃんが飲んだ量です)。
そこから、なんとか2か月ほどで完母(完全母乳栄養)にたどり着きました。本当は母乳寄りの混合栄養希望だったのですが、今は哺乳瓶を全力で拒否して泣きわめくようになってしまったので……
しかし、3か月過ぎた今でも溢れるように出てくるわけではありませんので、全然授乳間隔があかず、授乳時間も長く、ひいひい言ってます。ですので、そんな私がなにをしたと言ったところであまり皆様の役には立てないかもしれませんが、もし参考になるようだったら産後にご一読ください。

2014年6月18日水曜日

妊娠検査薬が陽性……産婦人科の初診の時期はいつがいい?

妊活をはじめて、ついに妊娠検査薬が陽性に……!
という方で、恐らく最初に悩むのは、「じゃあ一体産婦人科にはいつかかるのがいいの?」ということではないでしょうか。
「早く行っても、妊娠かどうかわからないかもしれない……」
「でも早く確認したい……」
「それまでに万が一化学的流産を起こしたらどうしよう……」
などなど、心配はつきないのではないでしょうか。

妊娠を疑った時の産婦人科を受診するタイミングについて、これという正しい答えはありません。
しかし、いくつか医者視点でのアドバイスはできると思います。

基本的には、「早くかかってもらうにこしたことはない」です。
なぜかというと、妊娠検査薬では、正常な妊娠なのか、異常な妊娠なのか、(場合によっては)病気なのか、の区別がつかないからです。

2014年6月17日火曜日

お産の後におしっこが出ない!〜出産直後の排尿障害〜

出産レポートを書きましたが、実はその直後にトラブルが。
無事に胎盤も娩出し、赤ちゃんは別室へ、私はお産後の経過観察のために分娩室で一休み。
子宮収縮を促す薬も点滴されていたこともあり、なんだか段々尿意が……
分娩室は少し寒いし、もう我慢出来ずにナースコールしました。

「どうなさいましたー?」
「すいません、お手洗いに行きたいんですけど……」
「ああ! トイレでできますか?」
「はあ、多分大丈夫と思います」

と、点滴台を杖代わりに、よたよたとトイレへ入りました。
そして着座し、さあ排尿……
と思ったら、出ない。
ん? 私、どうやっておしっこしてたっけ?
首をかしげつつ、しばらくいきんでみたのですが、一滴も出て来ない。
尿が! 出ません!
これが噂の、分娩後の尿閉ですか!

2014年6月14日土曜日

妊娠中の乳頭マッサージや乳管開通は必要か?

ママ教室に行くと、妊娠後期から乳頭マッサージをするように指導されました。
しかし、乳頭刺激は子宮収縮を促すので、妊娠中にはあまりすべきなのではないのではないか……
悩まれる方も多いのではないかと思います。
積極的にすすめる方は、安定期に入ったらはじめましょう、と書いてますが……
医学的に考える私の意見としては、

「乳頭マッサージはお腹がはらなければ安定期から少しずつ、乳管開通のマッサージは臨月に入ってから」

特に、切迫流産や切迫早産の診断をうけた方は、臨月に入るまで、できるだけ刺激を与えない方が無難かな、と思います。

2014年5月31日土曜日

産後2ヶ月の私の身体(体重、悪露、会陰切開、母乳など)

予想通りの忙しさで、全く更新ができていません。
そのうち、もう少し余裕が出てくるのでしょうか……うーん、まだまだ目処が立ちません。

さて、2か月たって、産褥期を無事に抜け出したところです。
2か月で、どれだけ元の体調に戻ったか。体験談を一つご報告。

2014年4月27日日曜日

産後の一か月健診に行ってきました

ようやく出産からほぼ1か月経ちまして、私と赤ちゃんの一か月健診に行ってきました。
まず小児科で赤ちゃんの1か月健診。見事になにも問題なく、順調でした(このことについては、別ブログこちらの記事で詳しく書いています)
それが終了したので、改めて私の産後の1か月健診へ。
母子手帳と私の健康保険証、診察券を受付で提出して、待合室へ。
内診台にあがる必要があるので、その時に赤ちゃんを抱えてはいられません。ですので誰かに付き添ってもらわないといけなかったのですが、旦那が仕事の都合をつけてくれたので事なきを得ました。ありがたいことです。

看護師さんに呼ばれたので、待合室で旦那に赤ちゃんを預けて私の診察です。
もうおなじみの血圧測定と体重測定。
体重は、妊娠前から+4.5kg、お産直前からは-7.5kg……順調に減っていますが、まだまだ元に戻るのには時間がかかりそうです。

2014年4月25日金曜日

妊娠・授乳中に気づかれる副乳の話

ちょっとお目汚し致しますよ。
私の左脇(左胸の上部です)を撮った写真です。
さて、これはなんでしょう。


というわけで、今回は副乳の話です。

2014年4月24日木曜日

産後のでべそ・臍ヘルニアの話

前回、出産後もお腹がちっとも引っ込まなかった話を書きましたが、お腹続きでもう一つ。

それはでべそ。

妊娠8ヶ月あたりから、おへそさん、さようならといった感じで引き延ばされて平ら〜でべそ状態になっていました。
産後、これが見事なでべそに……
しかも、触るとちょっと痛い。触らなければ痛みはないんですが……

が、調べるとあまり医学的な資料が見つからないんですね、この産後のでべそ。
いくつかの文献を繋ぎ合わせて、途中の過程を推察する内容になってますので、実際の治療や産婦人科他での判断、対応は違うかもしれませんがご容赦を。

2014年4月23日水曜日

出産後の体重減少はどのくらい? お腹が戻らない話

まずは出産後の私の体重減少とお腹を大公開

(産後、保護用の緑シーツの上からお腹をみて)
旦那「すごい、お腹がぺっちゃんこになったね」
私「そりゃ、あんな赤ちゃん一人出ていったんだから、お腹すっきりになるよ」

というのが産後すぐの旦那との会話でした。
お産直後って自分のお腹なんてのんびり見ないもんですね。
実際に自分の腹を目の当たりにしたのは、個室の病室に移動して、着替えをする時でした。

そりゃあもうびっくりしました。

ぽっこりお腹、なんてかわいいもんじゃなく、でっぷりお腹
妊娠7ヶ月くらいの腹の大きさで、もう一人くらい産めるんじゃないかと思うくらい、全然お腹は縮んでいませんでした……
さ、お目汚ししつれいしますよ……


じゃん。
実際に体重も測ってみたのですが、出産直前からマイナス4〜5kg程度。
非妊娠時から最終的にプラス12kgほど太っていましたので、妊娠前から比較して、まだまだ7〜8kgは肥えている計算です。
体重が戻らないことは承知していましたが、よもやこんな腹になるとは……

2014年4月22日火曜日

お産の時の会陰切開はなぜ必要?

(文章にまとまりがないので、後から手を加えるかもしれません。すいません)

特に初産婦さんは「お産の時に会陰切開をします」という話を妊婦健診の時に言われる方が多いのではないかと思います。
会陰切開、文字通り、会陰(膣と肛門の間の部分)に切開を加えることをさします。お尻側に向かって切る場合、横に切る場合、斜めに切る場合があります。
なぜそんなところを切り開く必要があるのか?
よくお産の痛みを男性に説明する時に、「鼻からスイカを出すような痛さ」なんて表現をします。
鼻からスイカを出すとどうなるか、想像してみてください。
多分、裂けて血みどろになります。
流石に鼻よりも伸縮性に富む膣ではありますが、それでも赤ちゃんの頭と体を通すにはぎりぎりの部分になります。
そのため、十分に広がりきる前に赤ちゃんが出てくると、びりっと裂けてしまうことがあります(会陰保護という方法で、会陰や骨盤底筋群の損傷を防ぐ努力を行いますが、それだけでは防げないことがあります)。
「わざわざ切って縫う、なんてことしなくても、運悪く裂けた時には縫う、でいいんじゃない?」
と思うかもしれませんが……大きく違います。
それについてご説明しましょう。

2014年4月17日木曜日

ほとんど出なくても初乳だけは飲んで欲しい!〜初乳と成乳、免疫の話〜

初乳の話を、産褥期の話ととるか、育児の話ととるかで悩んだのですが、このサイトを見る方は出産前の方が多いだろうと考え、こちらで投稿します。

さて、妊娠中はそれなりに胸もはり、普段より随分とサイズアップしたバスト。いざ出産が近付いて、言われるままに乳首マッサージなどをしましたが……

出ない。

妊娠中でも、乳管が開通していれば透明な液体が出るとか聞いていたのですが、さっぱり出ない。
そもそも、大して前より胸も張ってる気もしない。
こんなんで、本当に母乳が出てくるの?

いざ出産してみて、翌日から早速授乳がスタート。

「あのー、おっぱい出そうにないんですけど」
「あらー、大丈夫よー」

と、助産婦さんがタオルを持ってきて、乳房マッサージをしてくれました。正確には、乳管開通マッサージですかね。
痛い痛い。いや、指で挟んでしごくような感じなんですが、これが痛い。自分のマッサージじゃあ、全く役に立ってなかったと痛感しました。そりゃ出るものも出んわ。
そして、ぐいぐい絞られること一分ほど……

「ほら、出ましたよー」

……出た!
けど、少ない!
少ないというより、ぷくりと乳首の先に、わずかな黄色っぽい液体が染み出た程度……
え、これ、初乳? これだけ? こんなん、赤ちゃんが飲んでくれるの?
しかも、その僅かな量を、助産婦さんはささっとタオルで拭き取ってしまいました。あああ、もったいない……!


2014年4月8日火曜日

産褥ショーツ、産褥パッド(お産用パッド)は生理用ショーツ、ナプキンで代用可能か

医学的な話ではなく、自分の体験としての話です。
産褥ショーツ、産褥パッド(お産用パッド)は生理用ショーツ、ナプキンで代用可能か? という話。

私は、入院する産婦人科の病院が用意してくれるセットの中に、産褥ショーツ1枚、産褥パッドL、M、Sの3種類が各1つずつ入っていました。
それとは別に、産褥ショーツ2枚、夜用ナプキンをいくつか、昼用ナプキン1袋を持参しました。

結論から言うと、

産褥ショーツ→用意してもらった1枚だけで十分だった。残りは生理用ショーツでも問題なかった。
産褥パッド(お産パッド)→Lサイズ以外は入院中は夜用生理用ナプキンでも足りるサイズ、だが強く産褥パッドをオススメする。

でした。

2014年4月4日金曜日

出産のご報告と今後の予定

3月29日に、無事に出産致しました。2900gほどの女の子です。
実はその前日、28日に破水をしてしまいまして、どたばたと駆け込む形で入院となりました。妊娠39週、まさか破水についての話を書いた翌日に破水しようとは思ってもおりませんでした。ですが、自分でまとめていたがために、結構落ち着いて行動できたかな……? いや、それでも十分どたばたでしたが。
出産についてのレポート(?)や詳しいあれやこれやの更新はまた後日ゆっくりさせてもらいます(追記:出産レポート更新しました。出産レポートその1その2その3)。

さて、出産してしまうと今後のブログをどうしよう、ということになります。

2014年3月29日土曜日

出産レポートその3〜分娩開始から出産まで〜


その2からの続きです。

出産レポートその1にもごちゃごちゃ書いていますが、人によって不快に感じる可能性のある表現もありますので、この先を読むかどうかは個々人で判断していただけると助かります。
できればその1からご覧になり、冒頭の注意を読んだ上でご閲覧いただけるとよいかと思います。




それでは、その3スタートします。

2014年3月28日金曜日

出産レポートその2〜本格的な陣痛発来から分娩直前まで〜


その1からの続きです。


出産レポートその1に書いていますが、人によって不快に感じたり、恐怖を感じる可能性のある表現もありますので、読むかどうかは個々人で判断していただけると助かります。よければ、その1からご覧になり、注意事項を読んだ上でご閲覧ください。







それでは、出産レポートその2、はじまります。

出産レポートその1〜破水から本格的な陣痛発来まで〜


3月29日に無事に出産した時の体験談をまとめました。投稿時間を調節しています。
(途中まではリアルタイムでメモしていたのですが、陣痛が酷くなってからはメモどころかiPhoneを触ることすらできませんでした……それでも、当日中に経過をメモしていたのは根性だったと思います)
かなり赤裸裸に、かつそれなりに克明に記載しています。医学的要素も絡めていますが、詳しい解説はつけてません(後日余裕あればつけます)。全くお産に関係ない感想とかもそのまま残してます。
人によっては、出産に恐怖を覚えてしまう方もいるかもしれません。
ついでに「不謹慎な!」という表現も一部ありますので、それについても前もってご了承いただけるとありがたいです(今読むと、自分でもどうかという表現が……)
ですので、全ての方に読むことをオススメするものではありません。

ですが、知る事で「お産は怖い!」という気持ちを和らげることもできると思います。
私は、研修医などで何度か分娩に立ち会う機会がありました。なので、教科書的な知識だけではなく、どういう流れでお産が行われるか、というのも、妊婦さんの苦しみも横で見ることができていました。
それでも、実際に自分が体験してみると、「こんなに苦しかったのか!」という驚きでいっぱいです。
ただ、そうして流れを知っていたので、幸いお産が近づいても、お産への恐怖はありませんでした。

ですので、これ以上の閲覧は、どうぞ自分の性格に合わせて読むかどうか決めていただけたら幸いです。






それでは、その1スタートします。

2014年3月27日木曜日

お産はいつはじまるの? おしるしと前駆陣痛と破水の話

先ほどトイレにいったら、少しピンクとも茶色ともつかない色のついた、どろりとしたおりものが出ました。
内診の時の出血のなごりなのか、前からある茶色のおりものの延長なのか、はたまたこれがおしるしなのか……まあ、すでに子宮口は開いてきてますので、おしるしはいつ出てもおかしくない状態ではありますね。

さて、今回はお産の前徴のお話しになります。
出産予定日も近づいて、そろそろお産かな……その時期になると、体はちゃんと準備をはじめます。

今にも陣痛になりそうな前駆陣痛(妊娠38週)

前回からの続き。
お腹のはりも治まって、妊婦健診も問題なく、のんびり出産予定日まですごそうかな、と余裕が出てきました。
車でささっとスーパーで夕飯のお買い物をして帰宅。
……が、買い物してた18時くらいから、なんか、お腹がはる。かなりはる。それも少し痛い。
これはまずいな、ということで買い物物品を冷蔵庫に叩き込んで、横になりました。

お腹が張って痛い、というか、膣の方にぐいぐいと押される感じがします。あと、左脚の付け根がなんだか痛い。
それが治まると胎動の方が痛いくらいなんですが、とにかく張る頻度がこれまでと違う。張る時間も長めです。
念のため時間計測。いやあ、今の時代、アプリがあるから便利ですね。メモする必要がない。今回はiPhoneの「たまカウンタ」を使いました。
このアプリ、持続時間も計測できるのですが、とりあえずそこまで厳密でなくても大丈夫です。というか、そこまで面倒なことをやってられない。
お腹の張りが頻繁に起こる人は、何分おきにきているか、だけでもチェックしましょう。恐らく他にも沢山アプリはあると思うので、使いやすいものでやってみてください。いざ陣痛になった時の練習にもなります。

2014年3月25日火曜日

38週の妊婦健診へ〜子宮口1.5cm開大へ〜

さて、すっかり風邪も治り、前駆陣痛も治まり(?)、体が重いだけの健康体になりまして妊婦健診の日がやって参りました。
家でこっそり内診したところ、多分指一本分くらい子宮口が開大してきている感じですが、熟化もあんまり変化がある感じはないんですよね。開いてきてからどのくらいで陣痛ってくるもんなんだろうか……

午後一の健診だったので、今回は腹部エコーからスタート。もう毎度の女性の産婦人科の先生です。

「お変わりなかったですか?」
「はい、風邪も治りました」
「産まれそうな感じはありますか?」
「いや、風邪で寝込んでいたせいか、引っ込んでしまいました」
「あらあら」
「まあ、予定日(4月の予定です)くらいの方が、学年のことを考えるといいかな、と思っているので、よいのですが」
「そうですねえ。帝王切開とかの予定分娩であれば、ある程度リクエストに御答えできるんですが、こればかりは……」
「ですね。まあ、この子が出てきたくなったら出てくるでしょうし、元気ならもういつでもいいです」
「そうですね……あら? でも、随分下に降りてきますよ」

というわけで、いつも通り計測スタート。データ公開します。

2014年3月23日日曜日

風邪で安静にしていたら

風邪で安静にしていたら、すっかり産気が遠のいてしまいました。
ウテメリン終了から、やっと動ける! ……予定が風邪をひき
「お産までに治してくださいね」
との産婦人科の先生のお言葉に、薬も飲んで本気モードで安静にしていました。
すると、前駆陣痛のようなお腹のはりが全くもって起こらなくなりました。
もちろんお腹ははるのですが、痛いほどではなく、時間も短い。間隔も長い。
切迫流産や切迫早産の治療の基本は「安静」なわけですが、なるほど、効果があるんなだなと今になって実感中です。
どんなに薬を飲んでも、安静にしなければ意味はないんだな、と自分の体で感じました。
今まさに切迫流産、早産の心配で治療中の方、どうぞお薬と安静を心がけてくださいませ。そして無事に乗り切れますことをお祈りしています。

早く産まれるだろうことを覚悟していたのですが、この分だと予定日付近まで持ち込めそうな感じです。
もう37週は越えてますからいつ産まれてくれても構わないのですが……

2014年3月20日木曜日

37週の妊婦健診へ〜妊娠と免疫の話を交えつつ〜

どうしても観たい映画こそ頑張って観に行きましたが、その後ずるずると風邪を引きずってダウンしています。
元々風邪を引きやすい体質なので、随分頑張って冬を越えたのですが……臨月になってひいてしまうとは運の悪いことで……(旦那にうつされたので、風邪を家に持ち込んだ旦那が悪いということにしておきましょうか)。
妊娠すると免疫が落ちているのは承知していましたが、軽い風邪のはずがここまで引きずるとは思ってもみませんでした。
妊娠と免疫の話は、後半に致しましょう。

臨月になって毎週の妊婦健診。
今回も体重、血圧、尿の検査を済ませたら、早速NSTです。

2014年3月16日日曜日

「アナと雪の女王」観てきました

風邪ですっかりダウンしてしまい、安静解除になったにも関わらず、また布団と仲良しな生活を送っています。
安静にしているせいか、子宮収縮は相変わらずですが、あまり痛まなくなってきて、まだまだ陣痛にはほど遠い状態になってます。
が、出産したら、しばらく映画を観に行く余裕はないと踏んでいるので、どうしても最後に観に行きたい! というわけで、マスクしてずるずる言いながら「アナと雪の女王(FROZEN)」を観てきました。(以下、ネタバレはありませんのでご安心してご覧ください)

公開翌日のレイトショー。多分都会であれば、大勢の人で賑わっているのでしょうが……さすが田舎、ガラガラでした。座席の1割くらいしか埋まってないってどうなのかと。
とはいえ、他の映画とは比べ物にならないくらい人が入ってましたが(時々貸し切りになるくらい、人が少ないので……)。

2014年3月14日金曜日

じわじわと前駆陣痛が出てきています

身元バレが怖いため細かい日数を書くことは避けていますが、無事に37週に入っています。
そのため、ウテメリン(塩酸リトドリン)は終了。安静解除。あとは自然な陣痛発来を待つのみとなりました。
それと同時に喉風邪を旦那からもらいました。妊娠中初の風邪です。
マスクなどで外での予防はできても、家の中からもらったんじゃどうしようもない……幸い、酷くはないので安静と栄養と睡眠と葛根湯で凌ぐことにします。

さて、ウテメリンをやめてから、ぐぐっとお腹のはり(子宮収縮)の回数が多くなり、強いと生理痛のような鈍い痛みが出始めました。
しかし頻度はそこそこでも、かなり不規則。5分おきに痛む時もあれば、なんともない時もあり……ああ、これが前駆陣痛なんだなー、と実感中です。
こうした不規則な収縮のお陰で、徐々に子宮頸管の熟化が進み、少しずつ開大していき……そして分娩に至るのでしょう。まだまだかかりそうな気がします。

2014年3月12日水曜日

今更きけないSTAP細胞、iPS細胞、ES細胞の違いをわかりやすく説明

もはや妊娠ブログとは関係ない話題になって申し訳ないです(受精卵やES細胞については関係あるかな……?)。
STAP細胞には陰ながら期待していたので、今回の騒動については残念に思うし、期待しているからこそその存在を証明しなおして欲しいと思ってます。

そんなわけで、ちょっとだけ最初に戻って、STAP細胞、iPS細胞、ES細胞の違いを簡単に説明してみようかと思います。解説というほどの細かい内容ではなく、あくまでとっかかり用の説明レベルですので、詳しいことを知りたい方は専門サイトへどうぞ。


そもそも……あなたの皮膚をひっかいて、皮膚の細胞を取り出したとしましょう。
そしてその細胞を培養液に浸して増やしてみましょう。
するとどうなるか。

2014年3月11日火曜日

36週の妊婦健診へ

この前の記事では、ちょっとSTAP細胞の話で熱くなりました。
医学をしていると、やはりこの手の話題は興味深いです。
なんとか一度取り下げて、きちんとした形で改めて論文を発表して欲しいな、と心から願ってます。……これで、実はSTAP細胞は存在しなくて、ES細胞の話でした(てへ☆)とか、そういうのだったらどうしよう……


やっと10ヶ月に入り、毎週妊婦健診となりました。
ここから先は、いつ産まれてもおかしくない時期に入ってきます。
胎児と母体の様子を見ながらリスクなどを検討し、状況によっては予定分娩……などなどを考えますと、この時期は毎週健診がベストであると私も思います。
なにより、私の住む県(市?)は、非常に妊婦健診が手厚い。無料の健診チケットが全国でもトップタイ、という素晴らしいところなのです。
なので、妊婦健診+NSTをしても、NSTだけの1000円で済むという、懐に優しい行政に感謝しています。

2014年3月10日月曜日

STAP細胞の問題点をわかりやすく解説

すいません、今回は妊娠とは関係ない話。
どうしても気になったもので……

非常に話題になったSTAP細胞、ここにきていろいろな問題が出てきています。
これまで出てきた問題も気になりつつも、「まあ揚げ足取りだよなあ……」とスルーしてきたのですが……

今回取りざたされている問題をまとめてくださっているのがこちら。
http://stapcells.blogspot.jp/2014/02/blog-post_20.html

いろいろな問題があげられてますが、私が「これはあかん」と思うのは、疑惑画像1と2。
過去の小保方晴子氏の論文と画像が酷似しているというものです。
これはよくない。非常によくない。


いろいろな問題点が錯綜し、中にはどうでもいいものも混ざっていて、よくわかってないのに「捏造捏造!」と騒いでいる方が結構いるのは非常に残念なことです。
論文と馴染みがない方には「どれがどのレベルでよろしくないか」わかりにくいと思うので、例をあげてできるだけ簡単に説明します。
とはいえ、私自身、件の論文を読み込んだわけではないですし、ついでに英語論文書いてないというダメ医者ですので、ちょっと的外れなことも書いてるかもしれませんが予めご了承ください。

ウテメリンの副作用が軽くなってきた

以前にもちらりと書きましたが、ウテメリン(塩酸リトドリン、リトドリン塩酸塩)の副作用が軽くなってきました。
ちなみにウテメリンの副作用についての詳しい話はこちらをどうぞ。

一番きつかったのは、定期で飲みはじめた最初の数日でしょうか。
耳元でどくどくいうような動悸と、肩から先の手の震え、というのが私の主な症状でした。
大体飲み始めて30分〜1時間くらいで出始めて、1時間くらい症状が続いて治まる、というパターン。
それだけかよ、と思うかもしれませんが、これが結構きついんですね。
特に、動かないでいる時は大丈夫なんですが(というか、ウテメリンを飲む時はできるだけ休みましょう、はり止めですから)、歩き回っているとめまいが……そうか、脈は速くなってるけど、血圧が上がってるわけではないので、恐らく一回の拍出量が減って、血圧が一時的に下がってるんだろうな? という予想。
ま、要するに起立性低血圧というか、一過性の脳虚血みたいになってるんでしょう。

で、これはどうにもきついので軽くする方法はないかと考えました。
とはいえ、前述のウテメリンの副作用についての記事でも書いたように、これは薬自体の作用なわけです。普通に考えて、軽くできるもんではないのです。
というわけで、ちょっと製薬会社のサイトを拝見。

2014年3月9日日曜日

ニュース 帝王切開手術料2万円下げ 4月から

帝王切開手術料2万円下げ 4月、人件費減で厚労省http://www.nishinippon.co.jp/nnp/science/article/73935

転載は著作権云々がひっかかるのでやめておきます。

4月から帝王切開手術料を2万円下げるというニュース。これから出産に望むお母さん方にはなかなか嬉しいニュースかと思います。
もっとも、窓口で払う分は3割負担になるので、実際には数千円の違いで、そこまで影響しないかもしれませんが……
私自身も、場合によっては恩恵に与れるかも? というラインでの出産予定なので、懐具合を考えるととても気になるニュースです。

しかし、気になるのは「なぜ値下げ?」というところ。
帝王切開手術の時間が短くなって、人件費がかからなくなったから……と書かれているのですが……
現場の産婦人科の先生方の努力を見ていると、なんだかかなりブラックな所行のように思えてなりません。

2014年3月8日土曜日

妊娠全期を通してマタニティウェアは必要?

今回は医学と全く関係ないです。すいません。

で、題名の通りなんですが、マタニティウェアは必要かどうか? という話。
私の場合、少なくとも「出産用以外、特別なマタニティウェアはいらなかった」です。
服にしろ、下着にしろ、妊婦向けのものでなくて十分代用できました。
代用出来たけど、反省点含めてぷち晒し。

ブラとショーツ

ブラがサイズアップするかどうかは人によると思うので、バストが大きくなってからで問題ないと思います。私は1サイズアップくらいでした。
ショーツは、妊娠前のものでも十分はけてます。1サイズ上のものを買い足しましたが、あまり必要なかったかも? 冷え防止にはよかったかもしれません。
ユニクロ推しなわけではないですが、妊娠中はユニクロが重宝しました……安いのとサイズがアバウトだから、むしろ買いやすい……

お腹が張るからトイレに行きたいのか、トイレに行きたいからお腹が張るのか

昨晩から、かなり頻繁に強くお腹が張りだしました。
ウテメリン(妊娠中のお腹のはり止めの薬)は勿論飲んでいるのですが、これ、飲んでなかったらこのまま陣痛に以降しちゃいそうだな……という感覚。
前駆陣痛、なのかもしれません。いや、プレ前駆陣痛くらいかな。
が、まだ産まれてきてもらっては困るのです。
実は先日ようやく10ヶ月に入ったばかり。
37週以降が正期産ですから、まだもうちょっと粘りたいのです。
更に個人的な理由を言うと、今日も、そして明後日も旦那が当直なのです。明日も仕事が忙しい日なのです。
ですので、万が一陣痛→入院とかになると、旦那が来れない可能性が大きい……!
も、もうちょっと待ってね。とお腹に言い聞かせています。

で、夜中にお腹が張ると、もう尿意を催してしまい、我慢出来ない……
そして仕方なくトイレに行くのですが、肝心の尿はちょろっと出ておしまい……

2014年3月6日木曜日

今週は通院週間・橋本病のチェックに内分泌内科へ

今週は持病のため、あちこちに通院する週でした。
というわけで、水曜日はラストの内分泌内科へ橋本病(甲状腺機能低下症)のチェックへ。
というのも、いくつかの記事で書かせてもらったんですが、甲状腺機能と妊娠は切っても切れない関係にあるのです。
特に妊娠すると、現在飲んでいるチラーヂンSという合成甲状腺ホルモンの量をぐっと増やさないといけなくなります。
なぜならば、妊娠初期の甲状腺ホルモンの不足は胎児の発育に大きく関わりますし、妊娠全期を通して不足すれば、流早産の可能性が高まります。
しかし、過剰になりすぎると、今度は甲状腺機能亢進症になってしまうわけです。
ですので、ほどよい用量を保つために、どうしても定期的に血液検査が必要になります。

てなわけで、私のかかっている総合病院へ行って参りました。
朝一で受診したんですが、すでに患者さんが待合室に溢れてました。とりあえず採血を受けるまでに待つ事30分。

不妊と橋本病(甲状腺機能低下症)の話

妊娠と甲状腺機能についての論議は、古くから活発にされてきました。
私自身、子どもが出来にくい(不妊の定義まではあてはまらないけれど)時期があり、それから偶然甲状腺機能低下症であることが判明し、精査を受け、橋本病であることがわかりました。そして治療を受け、今のところ無事に妊娠しています。

過去の研究によると、甲状腺機能亢進症の5.8%に不妊症を認める、というものや、橋本病を含む甲状腺機能低下症で6.2%の不妊症を認める、というものなどがあります。


潜在性甲状腺機能低下症とはなんぞや?

ところが、これらのデータは治療が必要なレベルでの甲状腺機能異常の話。
橋本病の方は、「まだ治療をするほどではないから、時々検査をして、もし甲状腺機能がもっと下がってきたら治療をしましょう」という話をされた方も多いのではないかと思います。
このような方は、甲状腺ホルモンは基準範囲にあるのですが、その甲状腺を刺激しているTSHと呼ばれる甲状腺刺激ホルモンの値が軽度上昇している状態で、これを潜在性の甲状腺機能低下症と呼びます。

2014年3月5日水曜日

今週は通院週間・乳房の線維腺腫の検査へ

こう毎日病院通いをしていると、自分が重病人のような気分になってきます。
月曜日は妊婦健診のために産婦人科。
火曜日は乳房の腫瘍のために乳腺外科。
そして水曜日は橋本病(甲状腺機能低下症)のために内分泌内科。
と、それぞれ別の病院を受診するはめになりました。
いくら自宅安静でも、流石に病院にかかるのを控えるわけにはいきません。ウテメリンを飲み、お腹が張ったら休み、という感じでふうふういいながら病院へ。

今回は乳腺外科へ行った時のお話。

2014年3月4日火曜日

妊娠35週、9ヶ月最後の妊婦健診に行ってきました

安静とウテメリン、それに鮮血は出なくなったものの相変わらず茶色のおりものが時々……な、もう本当に変化のない日々を送っていますが、やっと妊婦健診の日が来ました。

今回からNST(non-stress test)スタートです。
読んで文字どおり、なんのストレスもかけることなく胎児が元気か様子をみてみようという検査ですね。またいつか簡単に解説します。
いつもの外来から、病棟へ移動し、お腹にトランスジューサをつけると、「ざっざっ」と胎児心拍が聞こえました。おお、便利。なんて手軽。

2014年3月3日月曜日

妊娠中の頭痛と予防法

前回妊娠中の頭痛と薬のお話をしました。
頭痛持ちの人は、恐らくそれぞれに自分がどんな時に頭痛が起こりやすいか、わかっている方も多いと思います。
どうしようもない部分も非常に多い頭痛ではあるのですが、生活習慣を見直す事で不要な頭痛を避けることができる場合があります。

睡眠不足や眠り過ぎに注意する

睡眠不足で頭痛を感じる方も多いでしょうが、眠りすぎる事もまた、頭痛を引き起こす引き金になります。
妊娠中は眠くなりがちで、ついつい昼寝もしてしまいますが、過剰な睡眠は避けて規則正しく生活しましょう。

2014年3月2日日曜日

安静とウテメリンの日々〜研修医の時の思い出話〜

途中、ママ教室に行かなくてはいけなかったり(行かなくても法的に問題があるわけではないけれど、入院準備や新生児のお世話の話がある予定だったので、どうしても参加したかった)しましたが、それ以外は概ね安静に過ごしています。
旦那が、ちょっとスキルアップのための試験のようなものがありまして、その準備に追われているので、毎日買い弁をさせるのも忍びなく、比較的はりが落ち着いている時は食事だけ用意したりしてますが……
それ以外はとにかくごろごろと寝ています。
ウテメリンの副作用も強い時と弱い時があり、一時間くらいバクバクガクガク(心悸亢進と上肢の振せん)と戦っていたりしますが、まあもうこれはだいぶ慣れました。
寝続けていることで、腰が……痛いです……そして頭痛が辛いです……
私は35週なので、安静&ウテメリンにするにしてもあと2週間程度なのでまだマシですが、早い時期から切迫流産や切迫早産で入院して、病院での厳格なベッド上安静とウテメリンなどの子宮収縮抑制剤点滴を受けている方の苦労を考えると……

そういえば、私が研修医の時、産婦人科でも研修をしたのですが、担当になった方のひとりがまさにこれで入院していました。

妊娠中の頭痛と薬

これは縁がない方には縁がない話と思うのですが、私は非常に困ったので書いておこうと思います。


私は妊娠前からというか、頭痛持ちです。
頭痛にもいくつか種類があるのですが、偏頭痛がメインの頭痛です(いわば混合性)。いわゆる、ズキズキと頭が痛むタイプ。
天気が悪くなる前は最悪でして、もう天気予報できるレベル……
さて子づくりの計画を立てた時に、
「えっ、頭痛薬飲めなくなると困るから、もうちょっと待って」
と思うくらい、頭痛には悩まされてきました。
しかし治る予定のない頭痛のために、妊娠を遅らせるわけにはいかないわけでして……
そして、妊娠したからといって当然頭痛にはならないわけではないわけでして……

そんなわけで、今回は妊娠中と頭痛と薬の話を、主に私の経験談を通して簡単にお話いたします。


頭痛にもいくつかタイプがあります。
その中でも、検査をしても別に脳とかに異常があるわけではないのに、日々よく痛むタイプの頭痛、慢性頭痛と呼ばれるものに悩まされる方は非常に多い。
慢性頭痛でも大きく2つにわけると、「緊張型頭痛(筋緊張性頭痛)」と「片頭痛(偏頭痛)」でお困りの方が多いです。

2014年3月1日土曜日

妊娠中の下肢静脈瘤・痔・陰部静脈瘤……原因と予防・治療法

妊娠6、7ヶ月あたりから、どうにも外陰部……膣のあたりがどうにも痛い。ひりひりするような感じが出てきました。
妊娠前、時々カンジダ膣炎で違和感を感じることがあったのですが、その感じに似ている。
妊娠中にカンジダかなあ……と思っておりものを観察するけれど……うーん、どうにもカンジダっぽい感じではない。かといって、変な匂いとかがするわけでもないし、他の感染症っぽくもない……
非特異的膣炎とかかなあ……と思って、触ってみると……ん? なんだか腫れぼったいというか厚ぼったい感じ。外陰部の後ろ半分から会陰部あたりにかけてが、えらくもったりした感じになっている。
やっとそこで気づきました。
あ、これ陰部静脈瘤だ。

妊娠中は、下半身の様々な静脈瘤になりやすい状態です。
私のような外陰部静脈瘤もそうですが、一番多いのは恐らく下肢静脈瘤。そして、肛門のところでできれば、外痔核・内痔核……所謂「いぼ痔」ということになります。

では、そもそも静脈瘤とはなんでしょうか。

2014年2月28日金曜日

妊娠中、安静時に左側臥位(左を下にして寝る)は絶対に必要なのか

ウテメリンの副作用にもだいぶ慣れてきました。特に空腹時に飲むとばくばくがくがくしますが(頻脈・動悸と上肢の振せん)、慣れとは恐ろしいもので、なんかもうこのくらいならいいかな、って……まあ、そう思えるくらいには気にならなくなってきました。
前よりも副作用自体が軽くなってるのか、単純な慣れなのかは定かではありません。


まあそうしながら、ひたすら横になって安静にする日々なのですが(と言いつつ、やはりどうしても用事があったりするので外出もしている不良妊婦ですが)、妊婦向けのサイトや本を見ていると「安静時は左を下にして寝ましょう」と書かれているのをよくよく目にします。
これ、根拠はあるんだろうか……?
今回はそんな疑問を医学的に考えてみることにします。

2014年2月27日木曜日

うちのベビーシートの選び方

(追記で実際に使用した感想も書いています)

今回は医学とは関係ない、我が家でのベビーシートの選び方についてのお話。
前回前々回あたりの記事に書いた通り、切迫早産気味になってきたので、「初産だから、どうせ予定日あたりまで余裕でもっちゃうだろう。それまでにのんびり揃えればいいや」と思っていた様々な物品を、慌てて買いそろえ中です。
私が動けないので、親に代理を頼んだり、ネットであれこれ注文したり……それすらままならず横になっている状態の方が多いのですが。
はあ。間に合うかなあ。

出産までに準備しなくてはいけないものはいくつかあるのですが、これだけはとにかく探しておかないと、と思った大きな買い物は「ベビーシート」です。
なにぶん、車がなくてはなにもできない田舎ですので、退院時からこれがないと話にならない。
ベビーシートの着用義務と言いますか、罰則はあるのか調べてみると、罰金はないけれど1点ひかれるそうな。
しかし、退院直後の生後1週間の赤ちゃんをベビーシートに載せることができるのか……? 首が据わらないどころの話じゃない時期の赤ちゃんを……?
……これは悩んだ結果、「タクシー使えばいいじゃん」ってことになりました。タクシーやバスはベビーシートの義務はないそうです。そりゃそうだ。
幸い、退院後は実家で過ごすのですが、実家は産婦人科から車で5分くらいの場所なので、もうそれで済ませることにしました。

退院直後はよしとしても、それ以降はどう頑張ってもベビーシートがいります。
で、数週間前に某ベビーザらスにて下見をしてきました。
いやー、すごい数ですね。ベビーシートにチャイルドシート、メーカーも沢山、値段もぴんきり。
もうね、なにを比較したらいいのか……

で、考えたわけです。
これだけは譲れない、という部分でしぼろうと。

2014年2月26日水曜日

安静とウテメリンと副作用と

さて、先日のブログで書いたとおりで、特にどうしようもないのでひたすら安静にしています。
幸い、鮮血の出血は治まりました。子宮膣部びらんからの出血だったんでしょうかね。おしるしでなかったのならなによりです。
ただ、やはり少し動き回ると茶色のおりものが出てきますが……うーん、どうしようもないなあ。

ウテメリンは6時間おきに1錠ずつ飲み続けてます。
とはいえ、タイミングが難しい。
ざっくり言うと、朝、昼、夕、寝前の4回投与なんですが、できれば6時間おきにした方が血中濃度が安定する。となると、1時、7時、13時、19時……
実際問題として、内服の投与では血中濃度がばらつくのは仕方がない。厳密にするなら、経静脈投与(要するに点滴でゆっくりと流す)が確実なわけで、そこまでの緊急性がないからこそ内服及び自宅安静の指示なわけでして……
だからまあ、あまり厳しく考えすぎるのもな、と、朝は8時くらいに飲んでたり、結構ばらついた時間に飲んでます。

2014年2月22日土曜日

出血しました(妊娠9ヶ月、34週)

今日は珍しく、友人と飲み会(飲まないけど)の予定だったのです。
で、家を出る前に軽くシャワーを浴びておくか……と思ったら……
見事な鮮血が出ました。
シャワーに混じったせいで、茶色のおりものが赤く見えたかも?
と思って内診してみたのですが……うん、これは鮮血だね! しかも、数日前より子宮頸管が短く感じるよ!
出血自体は量は多くなく、生理のはじまった時のような感じなのですが、鮮血はよくない。
万が一、おしるしだったりしたら、レッツ出産になってしまう……。
しかし、まだ9ヶ月、赤ちゃんはまだ2100g程度、週数的には最悪出てきても大丈夫なのですが、いやしかしまだ早い。できれば37週までもってほしい。

2014年2月21日金曜日

妊娠中にカフェインはどのくらい飲んでもOK?


(授乳中のカフェインについての話はこちら)

ふと麦茶などのパッケージを見ると「カフェインゼロだから、妊婦さんや子どもさんでも大丈夫」といった文句を見かけます。
他にも妊婦さん用商品に、そこまでカフェインを敵視しなくても、というくらいに「カフェインレス」「ノンカフェイン」云々の文字を見かけると、カフェイン中毒気味の私としては微妙な気分に……

コーヒーや紅茶を代表として、様々な飲食物にカフェインは含まれています。
ちなみに、チョコレートにも含まれますよ。ホワイトチョコにすら入ってます。
妊娠中に避けるべき! とあれこれに書かれているため、盲目的に「あれも食べれない、これも飲めない」と悩んでいるお母さんも多いのではないでしょうか。

妊娠中のカフェインはなにがいけないのか


カフェインを含む飲料を飲み過ぎた時に、動悸がしたり不整脈が出たりしたことはないでしょうか。
カフェインには様々な効果がありますが、心血管系に働きかけて、こういった不整脈を起きやすくしたり、脈を速くしたり、血管を収縮させて血圧を上げたりする効果もあります。

2014年2月20日木曜日

腹帯は必要か? メリット・デメリット・戌の日の話

安定期に入ったところでの一大イベント(?)といえば、戌の日。
妊娠5ヶ月に入った最初の戌の日に腹帯を巻いて、安産祈願のお参りをするというイベントになります。
戌の日ってそもそもなんぞやといいますと、一日一日に「子、丑、寅」……と割り振りまして、その戌の日にあたる日、つまり12日ごとにまわってくる日のことを指します。
で、犬は多産で安産なので(と、言われているので)、その日にお祝いをしましょうよ、という日本特有の行事です。
もちろん、腹帯も日本特有のもの。岩田帯と呼ばれる……まあ要するにさらしを、これまた独特の巻き方をしまして、午前中に神社でお参りをして安産を願う、というのが(多分)本来のやり方。
地方差もありますし、神社でお参りと言われても、仕事しているご婦人には平日にお参りなんて行く暇ないし、という感じで、まあどうやるかは夫婦とご実家と相談してでよいんじゃないかな、と私は思います。
ちなみに私は、私も旦那も仕事で忙しかったので、自宅で午前中(という名の真夜中)に、自分で買ってきた犬印の腹帯を巻き、二人で「元気な子どもが産まれますように」とお祈りをし、記念撮影をしておしまい、という……ええ、なんともやる気のない戌の日でした。まあ、気持ちの問題ですよね、うん。

腹帯のメリット・デメリットから必要性を考える

ま、それはよいのです。
今回は腹帯の話。
腹帯なんですが、これって必要かどうか? 医学的に考えてみましょう。

2014年2月19日水曜日

はりどめの薬、ウテメリン(リトドリン)の作用と副作用と使用感想

さて、今回は私も処方されたウテメリンの話。
ウテメリンというのは商品名でして、正式な名称はリトドリン塩酸塩、もしくは塩酸リトドリンと言います。
商品名はいろいろありまして、ウテメック、ウテメナール、ウテロン、ウルペティック、リトドリン塩酸塩錠、リトドリン錠……など。どれも基本的な成分はリトドリン塩酸塩ということになります。
ちなみに、錠剤の飲み薬だけではなく、点滴もあります。切迫早産などで入院すると、はり止めの薬として持続的に点滴されたりすることになります。

ウテメリン(塩酸リトドリン)はどうやって作用するか

さて、この薬、どういったところに働きかけているかというと、一言で言うと「自律神経」の中の「交感神経」の刺激を伝える薬です。
臓器の表面には、この交感神経の刺激を受け取る「受容体」という部分がありまして、ここを刺激したり遮断したりすることで、交感神経の働きをコントロールすることができます。
今回刺激したいのは、子宮の平滑筋。この平滑筋の弛緩に関与している受容体は「β2受容体」と呼ばれる部分になります。
ですので、これを刺激する「β2刺激薬(もしくは単純にβ刺激薬)」と呼ばれるものの一種である、塩酸リトドリンを投与することで、子宮の平滑筋を弛緩させ、子宮の収縮を抑制する、つまり「お腹のはり止め」としての薬効を期待する、というのがウテメリンの正体です。

2014年2月18日火曜日

妊娠33週の妊婦健診・そしてウテメリン

昨日の続き。
夜中も朝になっても、なんとなくはる感じが頻繁に続いておりました。
旦那は「もう今日は妊婦健診だけ行って、あとは寝てなさいね!」と念押ししてお仕事へ。
一つだけ幸いなのは、昨日の痛みはないことでしょうか。
ただ、はる。あと、茶色のおりものがやっぱり多い。

午後に予約を入れていたので、行く前に軽く陰部洗浄だけして行く事に(お風呂に入る余裕はなかったので)。
そのついでに、恥ずかしながら(?)ちょっと内診をしてみました。……うーん、子宮頸管長はあまり変わらなそうだけど、少し子宮口が柔らかい。赤ちゃんの頭はそんなにおりている感じではなさそうです。
が、これはあくまで専門外の診察なので、もうきちんとした判断は主治医の先生にお任せするしかない。
ただ、多分急に入院になるような感じではないかな? と思いながら、受診することにしました。

2014年2月17日月曜日

お腹がはって痛くなってきたお話(妊娠9ヶ月)

母と入院直後に必要になりそうな物資を買い出しに行きました。
午前中から食事をはさみ、更に買い物。その後、食事の買い出しをして帰ったのが夕方。
ちょっと疲れたな、結構動いたな……と思いながら夕飯の準備をしていたのですが……
お腹がはってきました。
お腹がはるのは、もう日常茶飯事になっていたのでごろりと横になって、また準備再開。
しかし、すぐにまたはる。
しかも、なんだか痛い。

……これはよろしくない。
一週間ほど前にも、生理痛のような痛みがあるという話をしましたが、あれは本当に下腹部だけで、まあ大した事ない痛みの雰囲気だったのですが、今回はお腹全体が痛い。
正しく言うと、子宮全体が痛い感じ。
そしてお腹はドッジボールのような固さ。形的には斜めのピーナッツみたいな感じですが(多分胎児の形を反映しているのかと思います)

あ、いかん。これ、なんか前に流産した時の痛みに似ている。

2014年2月15日土曜日

妊娠9ヶ月どうしてこんなに苦しいの? 子宮底から考えた

オリンピックも気になるのですが、あまりに苦しくて眠れないのでブログを更新することにしました。

今日(あ、もう昨日か)はバレンタインだったので、オペラというケーキを作ったはいいんですが……旦那一人で到底食べれる量ではなかったので、数日かけて二人で食べる事に。雪じゃなければ実家に持って帰れたのですが……

が、苦しい!
もうね、食事もお腹のすくのに比してほとんど食べれないのに、これに加えてケーキなんて正気の沙汰ではありませんでした。
少し食べたらぱつぱつのお腹が更にぱつぱつに……
なんでこんなに苦しいの!

2014年2月14日金曜日

骨盤ベルト? 効果あるの?

基本的に雪の降らない地域なのですが、珍しく積もってはしゃいでいます。
仕事が産休でよかった……絶対たどり着かなかった……(雪が降ると交通機関が完全に麻痺する)

しかし、寒くなると、腰痛と座骨神経痛が酷くなります。
職業病でしょうか、診察で前屈みの姿勢をとることが多かった時に腰痛を発症し、ついでに座骨神経痛もある人間なので、妊娠して更に辛いことになっています。
で、本当はコルセットを巻きたいのですが……妊娠中は……巻けない……ですね。

2014年2月13日木曜日

明日はバレンタイン

相変わらず茶色のおりものが続いておりますが、生理痛のような痛みは幸い2日もせずに治まりました。
橋本病の方で定期受診をしましたら、若干数値がよくなく「これは消耗性の低下パターンかもしれないねえ。次回はいろいろ検査しておこうか」という話になりました。もしかすると、こちらの方で体調を崩して、過剰な子宮収縮が起こっていたりしたのかもしれません。
まあ、だからといって今出来ることは特になく……
体はえらくきついんですけどね。まあ、妊娠中だからなのか、甲状腺ホルモンが足りてないからなのか……ここまでの週数まで来てしまうと、厳密に甲状腺ホルモンのコントロールをしなくても児の発達には支障ないんで(もちろん、極端に不足していたらだめですが)、自分が我慢すればいいか、と思ってます。仕事もないですしね。

となると、さて、明日はバレンタイン。
なにか作るか、でもきついしな……
毎年いろいろ作るのが好きな人間なのですが、旦那はあまり甘い物は好きではないし、そんなに楽しみにしていることもないだろうし、今回は無理に作らなくてもいいかなあ……
と、思っていたのですが……
昨晩、ちらっとそんな話をしましたら、なんとなく寂しそうな反応をされまして。
そうか、やはり若い殿方って、やっぱりちょっとバレンタインを楽しみにしてるものなのね。と思い直しました。
毎日仕事を頑張ってる旦那ですから、ちょっと恩返ししなくては。
クッキーやトリュフやガトーショコラくらいなら手抜きできていいなと思ったのですが、いつもと同じじゃつまらないので、なにか考えてみようかと思います。
無理に一日で作らなくても、今日スポンジ焼いて、明日組み立ててもいいし……今日作って失敗したら、明日作り直してもいいし……だめなら、美味しいお菓子屋さんで買ってくるか……
うん、楽しそうな気がしてきましたた。
今日は少しお買い物に行ってきます。田舎なので、材料が手に入るといいんですが……ね。

2014年2月10日月曜日

妊娠線予防クリーム・ローションの効果はあるのか?

(最後に産後の追記を追加しています)

さて。
妊娠しますと、恐らく多くの女性の関心が集まることと思います「妊娠線」
妊娠出産の本を見ますと、様々な妊娠線予防クリームなどの商品がぞろぞろと載っています。
これ、効果あるの? というのが今回の話。

「友達は予防していたけど、結局臨月に妊娠線ができたって話だよ」
とか、
「母親はなんの予防もしてなかったらしいけど、妊娠線はできなかったって」
なんて話、耳にしたこともあるのではないでしょうか。

妊娠線は何故出来るのか?

まず、妊娠線とはそもそもなにか、と言いますと、簡単に言うと「大きくなるお腹に皮膚が伸びる力が追いつかず、ばりっと一部切れてしまった状態」ということになります。
もちろん腹に穴が空く訳ではありません。
一番表面の表皮と呼ばれるところは結構広がるのですが、その下の真皮と呼ばれるところの弾性線維のネットワークがやられてしまった状態です。最初は赤く、痒みや痛みを伴うこともありますが、最終的には白い線条として残ります。
お腹だけではなく、乳房やお尻など、急に大きくなる場所にはできる可能性があります。
(ただし、これについては実はあまり詳しい研究はされてない様です。妊娠線の発生機序については1992年に最後の報告があったきりの様子。悩む人は多いのでしょうが、命の危険がないからか、あまり盛んに研究されていないようで……)
妊娠線が出来るか出来ないかの予測は難しく、非妊娠時の体重や、妊娠中の体重増加、出産時のBMI、児の出生体重、これまでの皮膚線条の既往、表皮の水分含有量などなど、いろいろと言われていますが、なかなかこれといった決め手に欠ける状態です。

2014年2月9日日曜日

妊娠後期の生理痛のような痛み……Braxton-Hicks収縮か前駆陣痛か?

今日朝からホットケーキなんかを焼いてますと、じわーっと下腹部の痛みが。
とても生理痛によく似た痛みです。
子宮収縮かな、と思うと、お腹はそんなに張ってる感じはない。やや張ってるかな、という程度。
一週間ほど続いている茶色のおりものも、相変わらずといった感じで変化なし。明らかに鮮血とかが出る感じはない。
若干、膣側の痛み(私の生理が始まる直前の時の特徴的な痛み)も。
うーん、なんだろう、これ。

少し休むと治まって、またふと痛くなったり。
でも破水感はなし……

Braxton-Hicks収縮なのか……前駆陣痛なのか……

2014年2月8日土曜日

妊娠中の食事と赤ちゃんの食事アレルギーの関係は?

妊娠中の食事が産まれてくる子どもの食事アレルギーにつながるというのは俗説なのか、医学的根拠があることなのか

ただいま妊娠中の方には非常に気になる事だと思います。
かくいう私自身も気になりまして。というわけで、あれこれ文献をあさりました。

結論としまして

「今のところ、明らかな因果関係が証明されているわけではない」

というのが私の調べた範囲の回答です。

牛乳、卵(特に卵白)、大豆、例えばこういったものを沢山とった妊婦さんから産まれた赤ちゃんと、制限した妊婦さんから産まれた赤ちゃんを比較すると、制限した方がそれぞれのアレルギーが起こりにくかった、という報告もあるのはあります。
ただ、データとしては古いというのと、はっきりとエビデンスがある数値、有意差があるといえる数値であるかと言われると……ない、というのが現在の主流。

一つ例をあげると、AAP(アメリカの小児学会)では
「ピーナッツを妊娠中や授乳中にお母さんが食べるとピーナッツアレルギーが増えるから避けましょう」
という見解を2000年に出しました。
しかし、妊婦さんや授乳婦さんたちがそれに気をつけても、ピーナッツアレルギーは減るどころか増える一方でした。
このため、妊娠中に制限をさせるだけのエビデンスがないとして、2008年には撤回しています。
逆に、ピーナッツを妊娠中にピーナッツを含むナッツ類を沢山食べたお母さんから産まれた子どもは、ピーナッツアレルギーになりにくいという報告すらあるのです。

2012年の「食物アレルギー診療ガイドライン」でも、妊娠中にアレルギー疾患発症予防のために食物制限を行うことは十分な根拠がないため、特定の食物除去を推奨しておらず、偏食をしないように注意しています(ガイドラインは2016年のものが出ているのですが、こちらはまだ確認できていません。申し訳ありません)。
食物アレルギー診療ガイドライン 2016

日本小児アレルギー学会,海老澤元宏 協和企画(港区) 2016-10
by ヨメレバ

2014年2月7日金曜日

医者と結婚する方法を考える


以前、「医者と出会う方法を考える」の記事をアップしましたが、その続編。

今回は医者と結婚する方法を考えてみました。
自分自身医者で、旦那も医者なので、まあ気持ちとしてどういう方と結婚できるか、という話ですね。

首都圏で働く独身の友人(医者です)が、
「俺は、普通の人と、普通の幸せな結婚がしたいだけなのになあ……」
とぼやいておりました。
ルックスも性格も合格ライン、博士号もあり、かなりの売り手市場なのですが……よい出会いに恵まれず、付き合っては別れを繰り返しています。
彼がいい結婚をしてほしいなあ、と思いながらつらつらと書きなぐってます。

2014年2月6日木曜日

仕事を辞めて専業主婦になると

仕事を辞めて専業主婦になってみると、時間を持て余し気味になります。
それなりに予定もあるのですが、今日みたいになにもない日は、一体何をしようかと途方に暮れてみたり。
そもそも、妊娠後期ともなると、体が重くてすぐに息があがるし、お腹は張るし、相変わらず茶色のおりものは続いているし。休み休みしか家事もできません。
いや、やることはあるんです。
主に部屋の掃除……年末の忙しさで大掃除をし損ねたままなので、それをやらねば。
しかし、この収納スペースが非常に少ない我が家でどう片付けたものか……

2014年2月5日水曜日

2014年になってからも先天性風疹症候群の報告が続く理由

風疹の世界に恥ずべきレベルでの流行は、とりあえずピークを越えましたが、今年になってすでに4例、先天性風疹症候群の報告が出ています。
昨年はトータルで32例の報告がありました。
例年の報告数は0〜数例ですので、これはとんでもない数字だということがわかっていただけると思います。
流行が過ぎて、なお先天性風疹症候群の報告が続くのはなぜでしょうか。
これは、昨年の大流行で夏頃まで風疹が猛威をふるっていましたので、まだしばらくは報告が多くなるのではないかと予想されます(その頃に妊娠をしていた方たちが、出産の時期を迎えるため)。

ピークは越えたとはいえ、今年に入ってからの風疹感染報告例は1月4週までにすでに32例。そのうち28例が男性で、20代以降がほとんど、といった状態です。更に言うと、約半数は40代以上です。
昨年の流行があり、女性の多くは風疹のワクチンを受けたかと思います。し
かし、この感染の状態を見ていますと、やはり男性の意識の低さが窺えます。

医者(男)と出会う方法を考える

今回は妊娠とはちょっと離れた雑談を一つ。

同業者以外の人と一緒に食事をしている時などに、たまに話題になること。

「どうやったらお医者さんと出会えるの?」
「お医者さんとか合コンするの?」
「お医者さんと結婚する方法は?」

私自身、大学からこのかた、医者を含む医療関係者以外と知り合う機会がない人間でしたので(大学が医学部だけ孤立したキャンパスだったので、知り合う学生は基本的に医者と看護師の卵ばかりだった)、恋人にしろ旦那にしろ、選択の余地なくドクターもしくは医学生ばかりでした。そもそもあまりアクティブな人間ではないので……
周囲の女医さんも、ほとんどがそんな感じ。
同じ年代(30歳前後)だと、未婚者が半分くらい、既婚者のうち8割くらいは多分医師と結婚、残りは薬剤師さん、MRさんといった医療関係、医療関係以外はごくごくわずか(新聞記者さんと、という方も)。

それに比べると、男性ドクターの方がまだバリエーションがあります。
そこから、どうやって出会っているものかと思い返してみました。
あ、あくまでも20代から30代前半くらいのドクターの話ですし、あくまで経験談になるので、正しい統計もとってませんので、エビデンスはありません。あしからず。

2014年2月4日火曜日

茶色のおりものの話・続

一つ前のエントリーで茶色のおりものが出ているという話を書きましたが、その続き。

今日産婦人科で妊婦健診があるので、念のため先生に伺うことにしました。
尿検査と、血圧、体重計測後、エコーのある部屋に通され、腹囲と子宮底長を測るといういつものパターン後、先生登場。

「お変わりはなかったですか?」
「えー、それが、ほんの少しなんですけど茶色いおりものが出てまして」
「ふむ、お腹が張った後とかに出る事が多いんですが、そんな感じはありました?」
「いえ……うーん、そんな時もありましたが、関係なく出る時もあります。腹痛とかはないです」
「破水感はあります?」
「ないですねえ」
「わかりました、あとで産道を見させてください」

ですよねー。経腹エコーだけで済むと楽なんですが、やっぱり内診必要ですよねー。

とまあ、そんな感じで、とりあえずいつも通り赤ちゃんのチェック。
ただいま、31週です。
BPD 8.64cm
APTD 7.84cm
TTD 7.72cm
FL 5.95cm
胎児の推定体重 1922g(!)

前回は少し小さめの1200gだという計測だっただけに、1900g超えは驚きです。2週間で700g増えたと? もう2kgじゃないですか。体が重いはずだ。

茶色いおりものが出ている話

実はここ一週間ほど、うっすらと茶色のおりものが出ています。現在妊娠8ヶ月。
いつも出ている、という感じではなくて、時々色がついている、程度ではあるのですが……うーん、微妙。

妊娠中期から後期にかけての出血では、やはり怖いものとしては切迫早産、上位胎盤早期剥離、前置胎盤からの警告出血などなどがあげられ、中期後期に限らず多い膣炎や子宮頸管炎、子宮頸管ポリープ、絨毛膜下血腫なども考えられます。
大量の出血であれば、母子の救命が第一になりますし、特にお腹の痛みやはりが続くようであれば、一度診察してもらう方がよいかと思います。
後期にもなれば、実は「おしるし」で分娩スタートの兆候でした、ということもあり得なくはありませんしね。
私の場合は、極少量で茶色、おりものの匂いや見た目(性状)、量は変化なし、腹痛もなし、お腹のはりも特に変化なし、バイタル問題なし、胎動も著変なし、なので、恐らく細菌性の膣炎か、子宮頸管ポリープからの出血かなあ、と思っているのですが……

2014年2月2日日曜日

排卵検査薬が市販されるようになる 妊活中の方に朗報

1月31日のニュースになります。(すいません、著作権がわからなかったので、ニュースは引用していません。よかったら検索のほど、よろしくお願いします)。
排卵日を予測する「排卵検査薬」という試薬は、2009年の薬事法改正により、現在一般的に手に入れようと思うと、病院で処方してもらうか、もしくは調剤薬局で氏名住所などを登録しなくては買えませんでした。
しかし、それは結構手間であったり、そもそも個数がある程度ないと使えないという問題があるため、海外のサイトなどで個人輸入という手法を使って手に入れていた方がほとんどなのではないかな、と思います。
条件付きの要項などを盛り込んだ上で、2014年度中にも発売可能になる、というニュースでした。

排卵検査薬は、ある程度、排卵日を予測できるため、妊娠希望のカップルにとっては便利な検査薬です。
しかし、実際にどのくらいの的中率かと言われると、一番確実なのはやはり産婦人科にかかり、エコーなどで確認してもらうことと比較すると、残念な結果となってしまいます(エコーでも、予測が難しい人も多いようですが)。
今回、どういった経緯で規制緩和に踏み切ることになりそうなのか定かではないのですが、昨今の少子化対策、不妊治療が一般的になったことで医療費が増大していること、などなどから、「産婦人科にかかって、医療費を使って排卵チェックするよりも、排卵検査薬で完全に自費で妊娠してもらった方が安くつく」という、政府の大人の事情だったのではないかな、と邪推しています。

2014年2月1日土曜日

妊娠中の温泉は問題ない? 環境省が基準見直し

1月24日に、以前から気になっていた問題についてのニュースがありました(引用しようかと思いましたが、著作権が心配で引用してません。よかったら検索してみてください)。

1982年に温泉法で「禁忌症」の中に「妊娠中(特に初期と末期)」が入れられることになったそうなのですが、なぜこれが入ることになったのか、当時の記録も残っておらず、医学的根拠もない、というのが今回の議題にのぼったようです。
今回の案の中では、禁忌症のみならず「妊娠中」の文字は一つも入っていませんでした。

実際には、パブリックコメントなどを経て、夏頃に正式に基準変更がなされるようです。

「妊娠中に温泉に入ってもいいの?」
の質問に、やっとまともな答えが出せるときがきたようです。
これまで、温泉地に掲げられた掲示に「妊娠中」と書かれているがために、入れなかった妊婦さんもいるのではないかと思います。
今後どうなるかはパブリックコメント次第とは思いますが、以前より敷居が低くなることは間違いないでしょう。

で、実際に妊婦さんが温泉を避けるべきという医学的根拠はないの?

と言われると、恐らく二つほどは思いつくことがあります。
一つは、妊娠末期の場合、足下が見えにくいので、温泉のつるつる滑る床は危険だろうということ(これは医学とは関係ない気もしますが……)。
もう一つは、公衆浴場などではどんな人がどんな入浴をしているかわからないので、感染症をもらう可能性がないわけではない、ということ。
ただ、これらについては妊娠中だから特に避けろという話ではなく、普段から可能性があり、妊娠してない人でも気をつけましょう、という話となります。

2014年1月31日金曜日

産休に入りました

底辺ドクターとして、ほそぼそとバイト生活をしていたのですが、妊娠後期に入ったので、いくつかのバイト先を辞めて参りました。
辞めた、というと語弊があるかもしれません。が、非常勤で雇用保険とかもないブラックな生活をしていたので、産休の手当とか出ないんですね。
手続きが必要なわけでもなし、出産のために休みます=辞めます、というのと同意義なわけです。
医局との兼ね合いもあるので、産休と言ってしまうと、それまでの代診の先生を捜してもらわないといけなくなったり、いろいろ迷惑をかけてしまうので、復帰の予定は未定ということで提出しています。

とはいえ、
「春に出産予定なんですね、じゃあ、夏か秋頃にまたご連絡を……」
と、職場側からは言われてます。
どこでも医師不足は深刻ですね……

2014年1月30日木曜日

流産の時の腹痛と痛み止め(鎮痛剤)の話

妊娠8週で稽留流産から自然に完全流産となった時の話の詳細はこちら

調べていると、流産の時の鎮痛剤について悩んでいらっしゃる方が多いようです。
妊娠中は薬を安易に飲んではいけない、というのは一つのルールではありますが、流産が確定しているのであれば(エコーなどで心拍が停止しており、医師から稽留流産の診断がついている、といった場合)、鎮痛剤などを飲んでも問題はありません。今必要なのは、母体であるあなたの苦しみを減らすことだ、と私は思います。
私は手持ちのロキソニンがあったので、それを使いました。できれば胃薬などと一緒に服用しましょう。胃を荒らします。
市販のバファリンやイブ、ロキソニンSなどでも問題ありません。
ただ、稽留流産から進行流産となり、自然に娩出される時の痛みは結構なものなので(子宮収縮などに伴うものなので、要するにちょっとした陣痛です)、完全にその腹痛を抑えることはできません。
用法用量を守って飲む分には問題ないと思ってください(それ以上は母体に負担になりますし、過剰に飲むと血小板の機能が抑えられ、出血量が多くなってしまいますので)。
飲む間隔と量は守りましょう。それで我慢ができない場合は、病院へ行きましょう。

私の場合、流産の時の痛みがどのくらいかと言われると、腹痛もひどかったですが、腰と骨盤が痛かったです……。響くような痛みというか、割れそうな痛みというか……。
腹痛自体は生理痛などで慣れている分、あまり辛くなかったですが、この腰と骨盤の痛みは辛かったです。
ただ、我慢出来ない痛みではなかったです。直ちに救急車を呼ばないと気絶してしまうかも、というような痛みではない、というイメージですかね。
「これくらい我慢できなくて、本当の分娩の時の陣痛に耐えることができると思うてか……!」
という気合いで乗り切ったのを覚えてます。
まあ、ロキソニンを飲んでたので、それで弱まっていたからこそ耐えられたのかもしれませんが……。

ただし、鎮痛剤の作用として、子宮収縮を起こすプロスタグランジンを抑える作用がある(これは鎮痛作用のメインの部分でもあります)ため、子宮収縮自体が抑えられてしまう可能性はあります。生理痛に痛み止めがよく効く理由の一つでもありますね。
自分が実際に流産中に使用した感想なのですが、使用した後、確かに陣痛が遠のきました。
ただ、飲んでいても流産自体は進行しましたし、最終的に完全流産となりました。ですので、鎮痛剤を飲むこと自体で、流産が進行しなくなるほどではない、と私は考えます。
だからこそ、私の主治医の先生も「家で赤ちゃんが自然に降りて来た時には、痛み止めを飲んでいいですから」とおっしゃったのだと思いますし。
少しでも子宮収縮を抑えたくない、というのであれば、アセトアミノフェン(カロナール、等の商品名で処方されます)の方が、その他の市販の鎮痛剤より抑えにくいとは思います。ただ、痛み止めとしての作用も弱いですが……


不安なようでしたら、主治医の先生にご確認くださいね。
苦しんでいる方の、なにかの参考になれば幸いです。


ロキソニンS 12錠 第一三共ヘルスケア(楽天)

↓これはアセトアミノフェン。
by カエレバ

2014年1月29日水曜日

妊娠すると足がつる! こむらがえりの原因、解消法は?

妊娠前も、たまに足がつることはありましたが、妊娠してからは就寝中に足がつって目が覚める、なんてことを結構経験するようになりました。
そして、その時に処置を中途半端に済ませて寝直したため、起きてからも脚の痛みと戦うハメに……(数日、辛い思いをしました)


今回は、その「足がつる」(こむらがえり)原因と、その原因から考える解消法をご説明します。






妊娠中に足がつるのは、一種の生理現象とも言えます。

そもそも、筋肉がつるというのはどういう現象でしょうか。
これにはいくつか原因がからんでいます。学生時代に、これについてのレポートを書いた記憶がありますが、臨床的に生命を脅かすものではないからか、正書にはっきりと記載されたものは少なかった記憶があります。
今回、ブログを書くにあたって、いくつか文献をあさりましたがあまりよいものがなく……あくまでも私の説明できる範囲の内容になることをご了承ください。

妊娠中に足がつる原因と解消法その1〜電解質のバランス異常〜

いくつか原因はありますが、筋肉の収縮を司っている体内の電解質(主にカルシウムなど)のバランスが崩れている時、というのが大本の原因です。

筋肉は、神経から命令を受けて収縮&弛緩をしますが、神経にしろ筋肉にしろ、電解質を用いて命令を受け渡し、命令を実行しています。
ここのバランスが崩れると、勝手に筋肉が過緊張を起こし、「筋肉がつった」状態になるわけです。

ではなぜ妊娠中は、その電解質のバランスを崩すのか、ということになります。

妊娠中は、胎児にも栄養が行きますので、油断すると母体側のカルシウムなどの電解質のバランスを崩してしまうことは当然起こりえることです。(他にも、カルシウムの代謝に必要なビタミンDなどのビタミン類が不足していることも。)

更に、ただでさえ妊娠中は水血症と言いまして、血液中に水分を多く取り込んだ状態になっています。
このため、血液が薄まった状態になります。因に妊娠中に貧血になりやすいのは、鉄不足だけではなく、これも一つの原因です(全体に水っぽいので、Hbが低くなる)。
そのため、体内の全体量としてはある程度の電解質の量があるのに、実際の濃度は低くなってしまうわけです。


原因が電解質異常などである場合、妊娠前と同じ食事では足りていないかもしれません。乳製品や小魚などをプラスして摂る事でカルシウムを補えます。
しかし、カルシウムを多く含む製品というのは、意外とカロリーも豊富であったりします……。乳製品で言うと、比較的、ヨーグルトがいいかな……。

ですので、体重増加で苦しむ妊婦さんは、サプリメントなどを使うのも一つの手です(エントリーの最後に紹介しています)。
「サプリメントを勝手に飲むのはちょっと……」
と心配なようであれば、妊婦検診の時に先生に相談してみましょう。カルシウム製剤を処方してもらうこともできます。
カルシウム以外の微量元素も必要です。
結局、バランスよくいろいろ食べるのがなにより。ナッツ類などを少量試すのもありかと思いますよ(ただ、すごいカロリーなので気をつけて)。


2014年1月13日月曜日

妊娠中のサプリメントの使い方

サプリメントは安全とは限らない〜過剰摂取の話〜

(今回は主にビタミン及び一部ミネラルのサプリメントについて解説しています)

「大は小を兼ねる」という言葉がありますが、サプリメントに関して私はこの言葉は適切でないと考えています。
「3錠で1日分の○○がとれます」といった売り文句のものを多く見かけますが、では毎日3錠飲む事は体によいことでしょうか。
全く食事をしない人にとっては、このサプリメントであれば、1日3錠飲むのがよいかもしれません。
ですが、恐らく誰もが(例え偏っていたとしても)普通にある程度の食事はしているでしょう。これに一日分の○○を飲み足すのは、過剰に摂りすぎている、と考えられます。

ただ、勿論、「もの」によります。
例えばビタミンの多くは水溶性ビタミンと呼ばれるもので、必要量より過剰に摂った場合、水に溶けるため、おしっこにそのまま出て行くことになります。
ですので、少々過剰にとっても、腎機能が正常な人には問題ないでしょう。
勿論、必要以上にとっても無駄になる、ということも意味しています。

ところが、ビタミンの一部、ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンKは脂溶性ビタミンと呼ばれる分類にあたります。
これらのビタミン類は、体内に入ってしまうと、体内に蓄積してしまいます。
ですので、過剰にとった場合、ビタミン過剰症という病気になることがあるのです。

他のミネラルも同様です。
例えばカルシウム、これをサプリメントで異常に多くとっている方(骨粗鬆症を恐れる女性が多いです)を見かけますが、これは危険。
スウェーデンの研究(http://www.bmj.com/content/346/bmj.f228
)で、1400mg以上摂取する群では心血管イベントなどによる総死亡率が、過剰に摂取していない群と比較して2.57倍に増えたという結果が出ています。
以前より、カルシウムの過剰摂取が種々の病気を引き起こすことは指摘されていましたが、この研究は非常に興味深いものです。

美容にいいから、健康にいいからと言ってサプリメントを摂りすぎるのは、非常に危険であることがわかっていただけたでしょうか。
妊娠中も同様です。
お腹の中の赤ちゃんにいいから、貧血にいいから……といったようにしてサプリメントを使うのは結構ですが、過剰摂取はかえって母体や胎児にダメージを与える可能性があるということを知っておいてください。
妊娠中に推奨されている葉酸も、過剰に摂取することで胎児奇形をかえって増加させることが知られています。どうか推奨量程度にとどめておいてください。