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2013年1月18日金曜日

診断名:8週稽留流産

(本文は下に続きます。)

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診察台をおりて、先生の元へ。

先生「うん……今回は残念だったね。8週目の稽留流産、ですね。
ただ、この時期っていうのは、赤ちゃん側の遺伝子の問題とかが原因のことが多くて、お母さんがどうこうしたからって止められるもんじゃない。
だから、あの時どうしていれば止められたんだろう、とか、自分が悪かったんじゃないか、とか、そういう風に、あまり自分を責めたりしないで。
妊娠できることがわかったのだから、次につなげていきましょう」

というような話を受けました。
まあ、ここまでは予想通りなんですが。

先生「ただね、ここまで順調に育っていて……(流産する)というのは……
初回だし、8週だし、基準にも一切触れないんだけども……」

……なんでしょう。その、いいにくそうな感じ。

先生「一応、不育症の検査を、一通り、調べさせてもらえませんか」

ああ、それか!
不育症というのは、妊娠は成立するけれど、流産や早産を繰り返し、生児を得られないものを指します。いくつか定義があるんですが、私は初回妊娠で初回流産。定義には触れないんですね。
先生の臨床経験からくる勘というのもあると思います。なので、お任せしてお願いすることに。
詳しい検査の解説は、また検査結果が出た時に説明しましょう。

で、それはさておき。問題は、お腹の中で死んでしまった赤ちゃんのことなのです。
このまま放っておくわけにはいきません。なんとかして出してあげないといけない。
所謂子宮内の掻爬術という外科的な処置を行うか、待機的に経過を見て自然に流産してしまうのを待つ待機療法か、ということになります。

先生「この大きさまで育っていると、多分ものすごい痛みを伴うし、感染とかのリスクを考えると、掻爬をした方がいいと思う」

とのこと。
待機的にみていると、早い時は早いけど、いつまでも自然におりてゆかず、感染などを起こしてしまって最終的に掻爬、なんて可能性もあるわけで。
実際、仕事をしているので、いつ出てくるかわからない状態を続けるのも職場にも迷惑だし、いつまでも暗いところから赤ちゃんを出してあげないってのも、精神的に辛い……
というわけで、掻爬に同意しました。

掻爬の内容の説明とかは、長くなったのでまた後日。

流産って産婦人科の先生にとっては珍しいことじゃないんだろうけど、こうやって毎回悲劇に立ち会い、そして説明しなきゃいけないのは辛いだろうなあと、どこかぼんやり考えてました。

毎日お腹の赤ちゃんのことを考えて、食事や生活や、いろんなことに気をつけていたのに、すこん、とそれがなくなってしまって。
これから仕事をどうしようとか、いろいろ考えて手回ししてたことが、全部無駄になり。
あんなに楽しみにしていた旦那や、旦那の両親や、もちろん自分の両親や、そんな人たちを傷つけてしまうなあ、とか。
職場に手術とか休みをもらわないといけないなあ、とか。
いろいろ現実問題とか考えてしまい。
採血受けてるときに、笑顔まで見せてしまったもんですから、看護師さんに「元気そうですね」とか言われてしまって、ちょっと傷ついてみたり。
泣く余裕も、悲しむ暇も、なかったです。
冷たい人間と思われるかもしれませんが……



やっと泣けたのは、職場の旦那に、電話で報告した時でした。


帰ってきた旦那と一緒に、沢山沢山泣きました。







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